クラリセージのアロマ(精油):効果効能紹介

PMS・更年期など、精神的にも不安な女性トラブルに

  1. クラリセージとは
    1. 基本データ
  2. クラリセージの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. クラリセージの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

クラリセージとは

クラリセージは高さ1メートルほどの高さまで成長するシソ科の植物で、南フランス・地中海地方あたりが原産と考えられています。クラリ(Clary)はラテン語で「明るい・明晰な」を意味するラテン語の「クラルス(clarus)」が由来とされています。

紀元前から宗教儀式などに用いられてきたハーブで、中世ヨーロッパではクラリセージの粘液や種子を煎じたものが目の消毒に用いてたことから「キリストの目」(オクルス・クリスティ)やクリアー・アイとも呼ばれます。甘い芳香と陶酔作用から、ドイツではマスカットワインの香り付け(質の悪いワインの風味調整)に用いられたり、イギリスではビール醸造時にポップの代用品として用いられていた歴史もあります。

セージの種類は非常に多く、芳香(アロマ)用として利用されているだけでもコモンセージ(Salvia officinalisスパニッシュセージ(Salvia Lavandulifolia)、ホワイトセージ(Salvia apiana)などがあります。肌へ使用できることや作用・刺激性が穏やかなことなどからクラリーセージが最もよく利用されており、また中世ヨーロッパで非常に重宝されていたハーブの一つとしても知られています。現在のアロマテラピーでもホルモンバランスに左右されやすい女性の体へ優れた効果を発揮することを筆頭に様々な効能があり、重要な精油の一つに数えられています。

基本データ

通称
クラリセージ(Clary sage)
学名
Salvia sclarea
和名
オニサルビア
別名
クラリーセージ、オクルス・クリスティ、クリアー・アイ、マスカット・セージ
原料植物
クラリセージ
観賞用としても親しまれるハート型の大きな葉と、穂状花序に咲く花(白・ピンク・紫など)が特徴的。
科名/種類
シソ科/2年草
主産地
フランス、モロッコ、イタリア、ロシア
抽出部位
葉と花の咲いた先端部分
抽出方法
水蒸気蒸留法
無色~淡い黄緑色
粘性
低い
ノート
トップ~ミドルノート
香り度合い
中程度
おすすめ
芳香浴、入浴、スキンケア、ヘアケア

温かい甘さと深みを感じる、ナッツのような香り

クラリセージの主な効果・効能

心への作用

クラリセージは心を深く鎮め、穏やかな状態へ導く鎮静作用の高い精油として知られています。プレッシャーやストレスによる緊張で心が強張ってしまっている時や、心配事・混乱に振り回されてしまっている時にもオススメです。心が弱ってしまい決断力が鈍ったり優柔不断になっている時にも良いでしょう。

鎮静作用だけではなく高揚作用も持っており、憂鬱感や悲観的な感情に押しつぶされそうな時に心を落ち着けて幸福感を与えてくれます。深いリラックスと癒し効果から、クラリセージは睡眠導入のアロマとして利用しても有効です。

体への作用

【女性の不調に】

クラリセージは様々な作用を持つ精油として幅広く利用されていますが、中でも代表的な作用と言えるのが子宮の強壮作用・女性ホルモンのバランスを整える働きです。精神的な作用と合わせてマタニティブルーやPMS、更年期障害による憂鬱感やパニックなど精神的な問題にも用いられてます。

女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ「スクラレオール」という成分により通経作用が有り、月経不順などの症状に有効です。また妊娠中は禁忌とされていますが、出産準備や分娩中に用いることで分娩の促進や痛みを和らげてくれる精油だとも言われています。

また精神的な抑圧を開放することと合わせて催淫作用(性欲を高める効果)があるとも言われています。女性だけではなく男女の生殖機能を高める作用もありますので、人活中の方や性交に不安のある方は枕元で香らせてみると良いでしょう。

【体の痛みに】

鎮痛・鎮痙作用があり、頭痛、偏頭痛、筋肉痛、肩こりなど体の痛みの緩和効果があります。また鎮静・鎮痙作用などが総合的に働くことによって血圧降下作用となり、動悸や高血圧の改善にも効果が期待出来ます。

その他作用

【肌への効果】

クラリセージは皮脂バランスの調整作用に優れ、脂性肌のケアや頭皮の脂っぽさ・フケ症の改善に役立ちます。細胞の成長を促進させる働きもありますので育毛促進や脱毛予防としても効果も期待出来ます。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・緊張
  • 優柔不断なとき
  • 憂鬱・気分の落ち込み
  • 不安・悲観的な気分に
  • 精神的な疲労感に
  • 心が弱っている時に
  • 不眠対策として

【肉体面】

  • PMS、更年期障害
  • マタニティブルー
  • 月経不順・月経困難
  • 不感症・インポテンツ
  • 頭痛・偏頭痛
  • 筋肉痛・体のこり
  • 動悸・高血圧
  • 脂性肌・ニキビケアに
  • 頭皮の脂っぽさ・フケ

クラリセージの利用について

相性の良い香り

柑橘系・ウッディー系と相性が良いとされています。

【クラリセージのブレンド例】

クラリセージの注意点

  • 月経過多・多量月経・妊娠中の使用は避けましょう。
  • アルコールの摂取と前後して使用すると酔いの増長や吐き気を起こす危険性があります。
  • 鎮静作用が強いため運転など集中力を要するときは使用を控えてください。
  • 多量に使用した場合、頭痛などをおこす恐れがあります。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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