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ジャスミンのアロマ(精油):効果効能紹介

心身が不安定な時、マタニティブルーにも

ジャスミン(jasmin)

  1. ジャスミンとは
    1. 基本データ
  2. ジャスミンの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. ジャスミンの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

ジャスミンとは

ジャスミンは美しい香りを漂わせる白もしくはクリーム色をした小振りな星型の花をたくさん咲かせる低木。ジャスミンという名前は古代ペルシア語の「ヤースミーン=神からの贈り物」に由来しており、中近東や欧米では女性の名前として用いることもあります。ディズニー映画「アラジン」のヒロインもジャスミンでしたね。

ジャスミンの原産は中国~インドにかけてのヒマラヤ地域とされていますが、古くから広い地域へと広まっており古代エジプトでも既に栽培されたと言われています。ジャスミンはエジプト王国最後の女王であり、世界三大美女の一人に数えられるクレオパオラが愛した香りとしても知られています。
ジャスミンは古くから催淫作用が認められ伝統的に「媚薬」としての効果が認められてきた香りでもあります。クレオパトラが敵国ローマ帝国の将軍を魅惑するのにもジャスミンの香りが一役買ったと考えられています。ヒンドゥー教の愛の女神カーマは、ジャスミン油が塗られた矢でハートを射止め欲望を沸き起こすという伝説も。ジャスミンを語るのに「愛」は付き物です。

心を解放させてうっとりと酔わせるような香りがジャスミンの特徴。インドでは夜に香りが増すことから「夜の女王」と呼ばれたり、ローズの「芳香の女王」に対して「芳香の王」と呼ばれることもあります。
ちなみに、お馴染みジャスミンティーや沖縄のさんぴん茶に利用される茉莉花(マツリカ)とアロマテラピーで用いるオイル(アブソリュート)を抽出するものとは同じソケイ属ですが種が違います。

ジャスミンの精油はローズネロリに並ぶほど高価。花約700kgからジャスミン・アブソリュート1kgしか得られない(約1トンの花が必要であるとも言われている)とされ、非常にデリケートで抽出も難しいとされています。ジャスミンの全世界での年間生産量は5~6トン程度と少ないうえ、香水や化粧品産業での需要が高いため価格がつり上がってしまうのは当然と言えば当然です。
そのため他の精油で偽和したものや、化学的に合成したものも大量に出回っていますから購入時には注意が必要です。

基本データ

通称
ジャスミン(Jasmine)、ジャスミン・アブソリュート(Jasmin Absolute)
学名
Jasminum Grandiflorum
Jasminum officinale var.grandiflorum
原料植物
ジャスミン
8~10月にかけて花が咲き、花の採取は最も芳香が強くなると言われる夜間もしくは早朝に行われます。
科名/種類
モクセイ科ソケイ属/低木
別名
素馨(ソケイ)、大花素馨(オオバナソケイ)
主産地
インド、モロッコ、フランス、エジプト、中国
抽出部位
抽出方法
溶剤抽出法(アブソリュート)、二酸化炭素蒸留法
稀に水蒸気蒸留法で抽出されたものも存在します。
オレンジ~茶色
粘性
中~高い
ノート
ミドル~ベースノート
香り度合い
強い
おすすめ
芳香浴、入浴、トリートメント、スキンケア

陶酔を誘う甘美でエキゾチックな花の香り

ジャスミンの主な効果・効能

心への作用

ジャスミンの香りは困難な事柄によって喪失してしまった自信を取り戻すのに役立つと言われています。脳内麻薬と呼ばれるエンファリンや、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌を活性化する作用から、自分を信じ前に進む勇気を取り戻させてくれたり、幸福感を感じられるように手助けをしてくれます。

また鎮静作用から不安や恐怖に苛まれているときや、ストレスによって心が疲れ果てて無感動・無関心になってしまった時にも、気分をゆったりと穏やかに開放してくれますので不眠の解消、感性や気力を取り戻すのに役立ってくれます。
ドイツのルール大学で行われた研究で100種類以上もの香気テストを行った結果、ジャスミンの香りは平均より5倍以上のGABAを分泌させる効果があり、精神安定によって不安感・興奮・攻撃的な行動などの緩和にも効果が期待できると報告されています。

体への作用

古くから「子宮のハーブ」と呼ばれていたとおり、ジャスミンは生殖機能への効果が高く、性機能障害の改善作用があります。子宮の収縮を促す作用もあるため出産のサポートとして用いられることも多かったようです。また子宮の強壮作用や母乳の出を促進する作用があり、精神面との効果と合わせてマタニティーブルー(産後うつ)の緩和・解消としてもオススメです。

子宮の強壮作用に加え鎮痛効果や加温作用(体を温める働き)もあり、子宮の痛みを緩和してくれますから生理痛の緩和にも役立ちます。ホルモンバランスの調整作用もあるためPMS(月経前症候群)、更年期障害などにも用いることも多々あります。泌尿器のトラブルへも効果が期待出来ます。
妊娠中以外の、女性器関係の不調全般に効果が期待できると言えるでしょう。

その他作用

【肌への効果】

ジャスミンにはエリモント作用(皮膚を柔らかく潤す働き)や、抗炎症作用、細胞の治癒効果があり、スキンケアにも優れた効果が期待出来ます。炎症を沈める作用や治癒を促進することや精神面への作用から、ストレスが原因の肌荒れや肌のくすみにも効果が期待できるでしょう。乾燥肌・敏感肌に特に向いていますが、肌タイプを問わず利用できます。

またジャスミンの精油にラベンダーネロリなどとブレンドすることで肌が弾力を取り戻し、妊娠線ケアとしても使えることから、産後のマッサージオイル用としても人気があります。

【催淫効果について】

ジャスミンは古くから催淫剤として有名な存在。子宝のハーブとも言われていますし、イランイランなどの催淫作用がある成分として有名な「酢酸ベンジル」はジャスミンの甘い香りの元でもあります。
しかし催淫作用といっても生々しい性欲増強といったものではなく、不安やコンプレックスから心を解放してゆとりを産み出し、素直に愛情や喜びを表現し感じられるようになれるという精神的な面での効果も比重を占めています。

肉体面でも女性の生殖器強壮作用による冷感症、不感症への改善だけでなく、男性生殖器にも働きかけ、精子を増やす、インポテンツ(勃起不全)の改善などの働きもありますから、肉体・精神両方の作用によって性的障害や不妊症にも有効であると言われてるのです。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • 抑うつ・マタニティブルー
  • 不安・コンプレックス
  • イライラ
  • 無感動・無気力
  • 神経衰弱
  • 不眠の解消
  • 前向きになりたい
  • リラックスしたい
  • 開放感が欲しい
  • 自信を取り戻したい
  • 官能的な気分になりたい

【肉体面】

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生理痛が重い
  • 産後の体を整えたい
  • 母乳の出を促したい
  • 冷え性
  • 肌荒れのケア
  • 肌に潤いが欲しい
  • 妊娠線のケア
  • 男性生殖器強壮
  • 妊活中の方に

ジャスミンの利用について

相性の良い香り

柑橘系・オリエンタル系の香りと相性が良いと言われています。

【ジャスミンのブレンド例】

ジャスミンの注意点

  • 香りが非常に強いため高濃度での使用は控えましょう。香りが強い上、持続性も高いので少量でも十分に効果・芳香を得ることができます。
  • 妊娠中の使用は避けてください。
  • 運転中など集中力が必要なシーンでの使用は避けましょう。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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