ローズウッド精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹

明るさ・元気さを取り戻りしたい時にも

RosewoodEssentialOil

ローズウッドとは

名前の由来ともなっている薔薇に似た芳香を持つことから、香料源として高く評価されているローズウッド。別名の「ボワドローズ(Bois de Rose)」というフランス語での呼び名も同様に、香りから命名されています。
植物としてはクスノキ科に分類される樹木の一つで、主に南米に分布しています。主にAniba rosaeodora Duckeという種を指しますが、単一種ではなく近縁種幾つかを含むという見解もあるそう。ちなみに日本で「紫檀(シタン)」と呼ばれている樹木もローズウッドと呼ばれますが、こちらはマメ科ツルサイカチ属に分類される別種のため採油は行われていません。

ローズウッドの輸出が介した当初はギアナ(カイエンヌ)から行われていたため、精油はカイエンヌ油とも呼ばれていました。1920年代にはローズウッドの大量伐採によりギアナ産はほとんど製造されなくなり、ブラジル産が主要となります。1960年代後半にリナロールの合成方法が確立すると需要は減りますが、ブラジルでは最盛期の精油生産が年間500トン、木材にすると5万トンもの伐採が行われました。
こうした大量の伐採が続いたことで野生のローズウッドの数は年々減少し、現在は絶滅危惧される種としてワシントン条約の規制対象植物に認定されています。またブラジルでも「ローズウッドを1本伐採するたびに1本植樹しなければいけない」という法律も制定され、減少・絶滅を食い止めようと努めています。

アロマテラピーでもローズウッドは様々な働きを持つとされ、かつては万能精油の一つと言えるほど多用されてきた精油です。しかし近年は消費者側としても環境保護の観点からローズウッドの利用を控えようという動きが高まっていること・またローズウッド精油自体が入手困難となっていることから、リナローウッド(Bursera delpechiana)ホーリーフ(Cinnamomum camphora)が代用品として用いられています。

基本データ

通称
ローズウッド(Rosewood)
別名
カイエンヌ、ボアドローズ、ジャカランダ
学名
Aniba rosaeodora
科名/種類
クスノキ科アニバ属/常緑高木
主産地
ブラジル、ペルー、ギアナ
抽出部位
木部
抽出方法
水蒸気蒸留法
無色~淡い黄色
粘性
低い
ノート
ミドルノート
香り度合い
代表成分
リナロール、α-テルピネオール、リモネン、ゲラニオール
おすすめ
芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

ウッディーさの中に、甘くスパイシーさをほのかに含む香りな香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・精神疲労
  • 不安・緊張・抑鬱
  • イライラ・神経過敏
  • 情緒不安定なとき
  • 癒しが欲しいとき
  • リフレッシュしたい
  • 前向きさになりたい

【肉体面】

  • 心因性の不調
  • 頭痛・偏頭痛
  • 咳・気管支炎
  • 風邪の初期症状
  • 感染症予防
  • 免疫力向上
  • 乾燥肌・敏感肌
  • 肌のエイジングケア
  • 傷跡・妊娠線に
  • 皮膚炎症のケア

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ローズウッドに期待される効果・効能

心への作用

ローズウッドの甘さを含んだ香りは中枢神経に働きかけ、心のバランスを取り戻すのに役立つとされています。気持ちをリフレッシュさせてくれる働きもありますので、勉強・仕事中や長距離のドライブ中などに気分転換として香りを嗅ぐのもオススメです。

不安や緊張、ストレスなどで精神的に疲れきってしまったときや、気持ちが滅入ってしまう・落ち込んでいる時などには気分を高揚させ、前向きさや元気さを取り戻す手助けをしてくれるでしょう。逆にイラついたり神経過敏になっているときには、ささくれた感情を癒してくれるでしょう。

体への作用

精神面への働きかけから心因性の不調全般の改善に効果が期待出来ます。また鎮痛作用もあり、特にストレス性の頭痛や偏頭痛の緩和効果に優れているとされています。

ローズウッドの主成分であるリナロールは抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用があり、免疫系を刺激して免疫力を高める効果が期待出来ます。風邪やインフルエンザなどの感染症予防や、咳・発熱などの症状緩和にも利用出来ます。

その他作用

肌への働きかけ

ローズウッドは様々な作用があると考えられており、肌タイプを選ばずに広くスキンケアに利用できる精油として広く用いられています。細胞の成長促進・組織再生を促進する作用から、肌のハリや潤いが気になる際のエイジングケアとしても有効とされています。シミやシワの改善に役立つという説もありますよ。

また細胞の再生を促すことから傷跡を目立ちにくくする働きが期待できるとして、火傷跡・アトピー性皮膚炎のケアにも利用されます。そのほか抗菌・抗真菌作用もありますのでニキビや湿疹、水虫(白癬)や脂漏性皮膚炎などの真菌性皮膚炎のケアにも効果が期待できるでしょう。

ローズウッドの利用について

相性の良い香り

ハーブ系・フローラル系の香りと相性が良いとされています。軽めのウッディー系やスパイシーさのある香りともブレンドしやしでしょう。

【ローズウッドのブレンド例】

ローズウッド精油の注意点

    基本的な精油の利用法を守っている場合は特に注意や禁忌事項はなく、適切に希釈すれば妊娠中の方やお子様でも使用できる精油とされています。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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