ラベンサラ精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

感染症予防の他リラックス効果も期待

RavensaraEssentialOil

ラベンサラとは

ラベンサラは赤味を帯びた樹皮と緑色の小ぶりな花が特徴とされる、マダガスカルの固有植物。マダガスカルでは古くから食べ物の香り付や薬として利用されてきました。現地では芳香樹を意味する言葉であるhavozoもしくはhanozo manitraと呼ばれていましたが、1782年にフランスの植物学者がこの植物を発見しRavensara aromaticaと命名したそうです。Ravensaraはマダガスカル語の「良い」と「葉」の合成語と考えられています。

ラベンサラの精油がアロマテラピーで利用されるようになったのは1980年代からと、歴史の浅い部類に入ります。ラヴィンサラと名称の混同があったために働きについてはまだ曖昧な部分もありますが、幅広い用途(効能)があると期待されています。お子様や高齢者にも利用できることから、今後需要が伸びていく精油という予想も多いようです。

ラベンサラとラヴィンサラの違い

ラベンサラ(Ravensara aromatica)とラヴィンサラ(Cinnamomum camphora)はどちらもマダガスカルが原産の植物もしくは採油される精油で、混同されてきた歴史を持ちます。近年「ラベンサラ」として市場に出回っていた多くの精油が成分的に見て「ラヴィンサラ」であったことが発覚し、学名や商品名の訂正が行われつつありますが統一されたとは言えない状態が続いています。

ラベンサラとラヴィンサラは同じものであるから学名を統一しました、などと表記しているサイト・販売店もあるなどラベンサラ問題は混乱を極めていますが、精油は2つ存在していますし違いもあります。販売者側の情報もあてにならない状態ですから、商品を購入する場合は香りを嗅いでみて確認するようにすると良いでしょう。ラベンサラは甘みのありスパイス系寄り、ラヴィンサラは清涼感が強く樹木系寄りと香りがかなり異なります。また成分表示で1,8-シネオールが多く含まれていればラヴィンサラ、リモネンやリナロールが含まれていればラベンサラと見分ける事ができます。

精油成分が異なりますから、期待される効能・用途面でもラベンサラとラヴィンサラには違いがあります。どちらも風邪やインフルエンザなど感染症予防に利用されますが、ラヴィンサラは免疫力向上効果などに優れるため花粉症や気管支炎など呼吸器系の不調全般に、多いラベンサラはストレスやショックなど精神面の不調により強いと考えられています。

基本データ

通称
ラベンサラ(Ravensara)
別名
ラバンサラ
学名
Ravensara aromatica
科名/種類
クスノキ科ラベンサラ属/常緑高木
主産地
マダガスカル
抽出部位
抽出方法
水蒸気蒸留法
ほぼ無色~淡黄色
粘性
ノート
トップ~ミドルノート
香り度合い
中くらい
代表成分
サビネン、リモネン、リナロール、テルピネン4オール、β-カリオフィレン、ピネン、テルピネン
おすすめ
芳香浴・入浴・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

アニスに似た甘さと、ピリリとしたスパイシーさを持つ香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・緊張
  • 不安・落ち込み
  • 気持ちを落ち着かせる
  • 前向きさが欲しい
  • 不眠・寝つきが悪い
  • リラックスしたい時

【肉体面】

  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 筋肉痛・関節痛・リウマチ
  • 肩こり・腰痛に
  • 頭痛・生理痛に
  • 疲労回復のサポートに
  • 傷・ニキビのケアに
  • 水虫のケアに

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ラベンサラに期待される効果・効能

心への作用

ラベンサラとラヴィンサラが混同されていた期間が長いため成分などハッキリしない部分があり、ラベンサラの成分としてリナロールや酢酸リナリルが主成分とする説・リモネンやサビネンが主成分とする説に分かれています。

どちらの成分であっても「鎮静作用」があると考えられてますから、ラベンサラは気持ちを落ち着かせることでストレスや緊張・不安・ストレス性の不眠などの緩和効果が期待出来る、リラックス系の精油と言えるでしょう。神経の強壮にも役立つと言われています。

体への作用

抗菌・抗ウィルス作用のある成分を含んでいるため、風邪やインフルエンザなど感染症の予防に高い効果が期待出来されています。そのほかに鎮痛や筋肉の痙攣を抑える働きなどもあるとされ、筋肉痛・肩こり・腰痛・関節痛・リウマチ・頭痛・生理痛などの痛みの緩和にも有効であると考えられています。

また精神面だけではなく肉体面の疲労回復に有効という説もあります。

その他作用

肌への働きかけ

ラベンサラ精油がデイリーなスキンケアに利用される事はあまりありませんが、殺菌、抗ウイルス作用などからニキビケアや傷口のケアに役立つのではないかと考えられています。また抗炎症作用があり湿疹や肌荒れに有効とする説もありますが、肌への刺激の強弱などがハッキリしませんので使用には注意が必要です。

ラベンサラの利用について

相性の良い香り

ハーブ系・樹木系の香りと相性が良いとされています。独特の香りが気になる場合は柑橘系の香りとブレンドすると良いでしょう。

【ラベンサラのブレンド例】

ラベンサラ精油の注意点

  • 妊娠初期の利用は避けましょう。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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