ホーリーフ精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

自然保護にも繋がるローズウッドの代用品

holeaf

ホーリーフ(芳樟)とは

ホーリーフは和名ホウショウ(芳樟)と呼ばれるクスノキ科の樹木で、楠(クスノキ/カンファー)の変種もしくは亜変種とされています。外見上は楠とほとんど見分けがつかないほどよく似ていますが、クスノキよりも幹や花がやや小ぶりであること・葉縁が波打つことが特徴とされています。元々台湾から中国南部にかけて自生していた樹木であり、耐寒性が低いこともあり日本には自生していませんでした。しかし現在は日本でも比較的温暖な一部地方で栽培・採油が行われています。

楠は一般的に「臭樟」と呼ばれ好き嫌いの別れるカンファーのツンとした香りが特徴的ですが、近い種である芳樟の葉=ホーリーフの場合はフローラルな印象を持つリナロールが多く含まれていることが特徴。カンファーもほとんど含まれていないため、ホーリーフの精油はフローラルさとウッディーさを併せ持った華やかな香りです。リナロールの化学合成が行われるようになるまでは高級化粧品用の香料として広く栽培・採油が行われていましたが、現在は合成香料に押さ一部の天然成分を用いた化粧品や香料などで用いられています。

また近年はローズウッドの大量伐採による減少から、リナロールを多く含み香りや特徴の似たリナローウッドやホーリーフの精油がローズウッドの代用品としても注目を集めています。ホーリーフは主原料が葉であり、木を栽培しなくても採油できることからエコロジーの観点からも利用する方が増えているようです。

基本データ

通称
ホーリーフ(Ho Leaf)
別名
芳樟(ホウショウ)、ホー
学名
Cinnamomum camphora(Sieb.var.glavescens)
科名/種類
クスノキ科ニッケイ属/常緑高木
主産地
中国、台湾、日本
抽出部位

※木部(幹)も原料とされるが、皮膚刺激・神経毒性があるため注意が必要。
抽出方法
水蒸気蒸留法
無色~淡黄色
粘性
ノート
ミドルノート
香り度合い
中くらい
代表成分
リナロール、リモネン、カンファー、γ-カジネン、ゲラニオール
おすすめ
芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

甘やかなフローラルさを含んだ、軽めのウッディ調の香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・精神疲労
  • 不安・緊張・抑鬱
  • 情緒不安定なとき
  • 癒しが欲しいとき
  • リフレッシュしたい
  • 前向きになりたい

【肉体面】

  • 心因性の不調
  • 免疫力向上
  • 感染症予防
  • 風邪の初期症状
  • 咳・鼻詰り・鼻炎
  • 傷跡・妊娠線に
  • 皮膚炎症のケア

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ホーリーフに期待される効果・効能

心への作用

ホーリーフの精油もリナロールを多く含有しているため、ローズウッドと同様に精神を安定させる効果が期待出来ます。中枢神経を刺激して心を元気付け、気持ちを明るくしてくれると考えられており、リラックス効果とリフレッシュ効果をバランスよく発揮してくれるでしょう。

ストレスで気持ちが疲れてしまったときや、落ち込んでしまったり不安に囚われてしまって気持ちの切り替えが上手く出来ないときに、心のバランスを取り戻し、前向きに思考を切り替える手助けをしてくれる精油とされています。

体への作用

ホーリーフの主成分であるリナロールは抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用があり、免疫系を刺激して免疫力を高める効果が期待出来ます。風邪やインフルエンザなどの感染症予防、粘液溶解作用を持つため風邪の症状や花粉症などの緩和にも利用出来ます。

そのほか肩こりや筋肉痛など筋肉のコリをほぐして痛みを緩和する、ストレス性の頭痛や胃痛の緩和、通経作用による月経不順の改善などにも有効とされています。

その他作用

肌への働きかけ

炎症を起こしている肌の状態を整える抗炎症作用・瘢痕形成作用があるとされており、ホーリーフの精油は湿疹などの皮膚炎症、火傷跡などのケア役立つと言われています。抗菌・抗真菌作用もありますのでニキビや湿疹、水虫(白癬)や脂漏性皮膚炎などの真菌性皮膚炎のケアにも効果が期待できるでしょう。ただし利用のデータが少ない精油ですし炎症を起こす可能性も否めませんので、しっかりとパッチテストを行ってから利用するようにしてください。

消臭芳香剤として

ホーリーフにはデオドラント(消臭)作用があるとされているため、お部屋の生活臭や体臭予防としても利用されています。香り自体も良く、精神安定効果もありますからアロマスプレーを作って香水代わりに携帯しても利用できますし、風邪予防も兼ねてお部屋に香らせるものオススメです。

ホーリーフの利用について

相性の良い香り

比較的ブレンドしやすい香りですが柑橘系とは特に相性が良く、ハーブ系とも合わせやすいでしょう。

【ホーリーフのブレンド例】

ホーリーフ精油の注意点

  • 妊娠中・授乳中の方は利用を避けましょう。
  • 主成分がカンファーとなるタイプのホーリーフも稀に販売されていますが、刺激が強いためリナロール含有量の高いものを選んだほうが安心です。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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