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カモミール・ジャーマンのアロマ(精油):効果効能紹介

肌の炎症・かゆみを落ち着けたい時に

カモミール・ジャーマン(German chamomile)

  1. カモミール・ジャーマンとは
    1. 基本データ
  2. カモミール・ジャーマンの作用
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. カモミール・ジャーマンの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

カモミール・ジャーマンとは

カモミールは花の香りがリンゴの果実に似ていることから「大地のりんご」という意味になるギリシア語「カマイ(地を這う)」+「メーロン(リンゴ)」の造語です。今から4千年以上前のバビロニアですでに薬草として用いられていたと考えられており、ヨーロッパ最古の民間薬とされています。
ジャーマンカモミールの学名についているMatricariaはラテン語のmatrix=「子宮」「母体」を意味する言葉に由来しており、女性特有の不調に効果を発揮するハーブと考えられていたことが分かります。

カモミール・ジャーマンは芳香浴よりもハーブティーとしての利用の方がメジャーで、ローマンよりも苦味やクセが少なくフルーティーで飲みやすいとされています。イギリスの童話「ピーターラビット」でピーターが興奮疲れしたり、お腹をこわした時にお母さんが作ってくれるのもこのカモミールジャーマンのお茶。

カモミールジャーマンの精油の最大の特徴は「カモミール・ブルー」や「アズレンブルー」などと呼ばれる、インクのような濃い青色をしていること。これは主要成分のカマズレンによるものですが、カマズレンは植物中には存在せず、花にあるマトリシンが蒸留中に変化して形成される成分です。皮膚トラブルやアレルギー症状への高い効果が期待できます。

カモミールの精油にはカモミール・ローマンとカモミール・ジャーマンの2種類があります。カモミール・ローマンは心のバランスをとる作用に優れ、カモミール・ジャーマンはカマズレンによる皮膚炎症への改善作用が高い、など違いがあります。一般的に「心にはローマン、身体にはジャーマン」がより効果的であると言われています。
⇒カモミールローマンはこちら

基本データ

通称
カモミール・ジャーマン(German chamomile)
学名
Matricaria chamomilla / Matricaria recutita
原料植物
ジャーマンカモミール
花からリンゴのような香りを放つ1年草。花の中央の黄色い部分がやや盛り上がっています。
科名/種類
キク科シカギク属/1年草
和名
カミツレ
主産地
ドイツ、フランス、エジプト、ハンガリー、モロッコ
抽出部位
抽出方法
水蒸気蒸留法
アズレンブルー(濃い青色)
粘性
中くらい
ノート
ミドルノート
香り度合い
おすすめ
スキンケア、ヘアケア、芳香浴

甘酸っぱさに独特のえぐみが加わったスパイシーな香り

カモミール・ジャーマンの主な作用・効果

心への作用

カモミール・ジャーマンの香りには心を落ち着かせる作用があります。特にイライラや怒りの感情に対して有効であるとされており、溜まったストレスから心を解き放つことで精神状態を安定へと導いてくれます。
忍耐強さが欲しい時に適している精油とも言われます。

ローマン同様に安眠作用もあり、睡眠用としてもよく利用される精油です。ただし独特の香りが苦手な方も多く、無理をして香らせてもそれほど安眠効果は期待できません。

体への作用

粘膜を保護して胃壁を修復する働きや、消化促進作用や鎮痛作用があるので胃痛や腹痛・消化不良による下痢など消化器関係のトラブル改善に効果が期待出来ます。

また通経作用があり、月経周期を安定させたり生理痛の緩和などへも有効です。精神的な作用と重なって、生理前・生理中のイライラ緩和にも役立ちます。

カモミールジャーマン特有の作用としては白血球の生産を促進することで免疫系の強壮作用があります。風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも役立ちますね。

その他作用

【アレルギー対策として】

カモミール・ジャーマンのインクのような青色の元である「カマズレン」は抗アレルギー・抗ヒスタミン・抗炎症・鎮掻痒・皮膚組織再生作用があり、医薬品にも使用されている成分です。

炎症を抑えてかゆみを鎮める働きに加え、痒さや炎症になるヒスタミンの活動を抑えたる作用も期待できますので、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーへの効果が注目されています。
お湯に精油を1~2滴混ぜ、湿布として幹部に貼り付け利用することもあり、皮膚炎症だけではなく目のかゆみなどにも有効です。

また、にきびや膿んでしまった皮膚・傷などの再生を促しますので、皮膚に跡が残らないための対策として利用するのもオススメ。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・精神疲労
  • 不安・恐怖感
  • イライラ・不満
  • 情緒不安定なとき
  • 安眠したい
  • 忍耐力の強化

【肉体面】

  • 胃痛・腹痛
  • 消化不良・下痢
  • 気管支炎・扁桃炎
  • 生理不順・少量月経
  • 膀胱炎
  • 花粉症・感染症予防
  • アトピー性皮膚炎
  • 痒み・皮膚炎・湿疹

カモミール・ジャーマンの利用について

相性の良い香り

柑橘系・オリエンタル系の香りと相性が良いです。独特の香りが苦手な方はカモミール・ローマンとブレンドしても良いでしょう。

【カモミール・ジャーマンのブレンド例】

カモミール・ジャーマンの注意点

  • キク科植物(ブタクサなど)のアレルギーがある人は注意が必要です。
  • 妊娠初期の使用は避けましょう。
  • 小さいお子様へのスキンケアの場合は作用が穏やかなカモミールローマンの方がお勧めです。ひどいアレルギー/アトピーの場合でもごく少量の使用にしてください。
  • 精油の色が着色してシミになりますので、布などに用いる場合は注意するようにしてください。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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