キャロットシード精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

デトックス・スキンケアに

キャロットシード(Carrot Seed)

キャロットシードとは

キャロットシードはお馴染みの野菜であるニンジンの種ですが、原料となる人参はワイルドキャロット(野良人参)という野生種と呼ばれるもの。食用している栽培種の人参(学名:Daucus carota subsp. sativus)とは異なり、根は太くなりません。また黄白色の根の部分は細長くトゲがあり、臭いが強いうえに硬く筋張っているため食用には適しません。本来は1年草ですが、条件次第で食用種と同じく2年草にもなります。ワイルドキャロットが食用栽培種の原種であるとする説、栽培種が野生化したものであるとする説の両説があります。

キャロットシードと呼ばれる精油は、その名の通り「種」から採油します。ワイルドキャロットの根の部分からも溶剤抽出で採油されたオイルも存在ますが、こちらは食品などの着色などに用いられるものでアロマテラピーでは使用しません。

土臭いような、漢方薬のような香りの中に人参の甘さがあるキャロットシード独特の香りは好き嫌いがハッキリと分かれる香りです。種は異なりますが、香りのイメージとしては一般的な人参よりも朝鮮人参などに近いでしょう。さほどメジャーな精油とは言えないものの、抗酸化作用などのアンチエイジング効果から近年人気が上昇しています。

基本データ

通称
キャロットシード(Carrot Seed)
別名
ワイルドキャロット(Wild carrot)、ノラニンジン(野良人参)
学名
Daucus carota
科名/種類
セリ科ニンジン属/1年草
主産地
フランス、ドイツ、エジプト、インド
抽出部位
乾燥種子
抽出方法
水蒸気蒸留法
黄色~琥珀色
粘性
低い
ノート
ミドルノート
香り度合い
中~強め
代表成分
キャロトール、α-ピネン、β-ビサボレン、カリオフィレン、リモネン、ゲラニオール、オキシド類
おすすめ
芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

土のようにドライで温かく、微かな甘さを持つ香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・精神疲労
  • 情緒不安定
  • 抑圧感・閉鎖的
  • 煮詰まっている時に
  • 感情をリセットしたい
  • 柔軟な思考が欲しい
  • 心を強く持ちたい

【肉体面】

  • 食欲不振・消化不良
  • むくみ・デトックスに
  • コレステロールが気になる
  • 貧血・末端冷え性
  • 生理不順・無月経
  • 肌のエイジングケアに
  • くすみ・シミ・シワに
  • 肌の調子を整えたい

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キャロットシードに期待される効果・効能

心への作用

キャロットシードの香りは強壮作用があり、ストレスや疲労感を取り除く働きに優れています。感情を開放することで情緒不安定や抑圧感を緩和し、ネガティブな感情を前向きに切り替えることに力を貸してくれるでしょう。

煮詰まってしまった時に凝り固まった頭や心をリセット・リフレッシュさせ、物事を柔軟に捉えられるように導くとも言われています。物事や自分の選択を見直したい時にも役立ってくれるでしょう。ストレス・疲労・抑圧感の多い現代人の心強い味方と言えます。

体への作用

キャロットシードは「心身を浄化する」精油とも言われます。これは心のリセット・リフレッシュ効果に加え、セスキテルペンアルコール類のキャロトール(カロトール)という成分に肝臓の強壮作用があると考えられているため。キャロトールによって肝機能が整うと、連動している腎臓の機能向上にも繋がるため、デトックス(毒出し)を促進させる作用が高いとされています。リンパ系への刺激・利尿作用をもつとする説もあることから、むくみの解消やコレステロール低下などにも効果が期待出来るでしょう。消化器官の不調改善にも有効で、食欲不振や消化不良の改善に役立ちます。

女性のサポートにも

赤血球増進作用があるとされ、貧血の改善や貧血による体力低下防止に効果があるとされています。血管拡張・毛細血管を強壮する働きも期待されている精油のため、末端冷え性などの改善にも役立つ可能性があります。そのほかにキャロトールには女性ホルモンの働きを助ける作用があるとも言われており、月経周期の正常化にも用いられることがあります。ただしホルモン様作用をもつと考えられるため、妊娠中・婦人科系の疾患のある方は使用を避けるべき精油でもあります。

その他作用

肌への働きかけ

化粧品という印象の香りではありませんがキャロットシードはスキンケアによく利用される精油で、様々な優れた働きを持っています。特に抗酸化作用や皮膚細胞の活性化によるアンチエイジング効果に優れており、シワやシミの予防改善に有効です。また皮膚を柔らかくする作用があるので肌の状態を整えることは勿論、タコやウオノメのケアにも役立ちます。

赤血球に働きかけることで顔色を良くし、肌に栄養をしっかりと届けることでハリや弾力を高める効果も期待出来ます。収れん作用からニキビ対策にも有効とされますし、肌への鎮静作用などから湿疹・乾癬の緩和にも役立つとされています。

キャロットシードの利用について

相性の良い香り

柑橘系全般とよく合います。フローラル系やオリエンタル系の香りともブレンドしやすいでしょう。

【キャロットシードのブレンド例】

キャロットシード精油の注意点

  • 妊娠中・ホルモン依存型疾患がある方は使用は避けましょう。
  • 車の運転など集中力が必要な場面での使用は控えましょう。
  • 飲酒前後に使用は避けましょう。悪酔いする可能性があります。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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