だるさ解消情報集~D長屋~

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パチュリー/パチョリのアロマ(精油):効果効能紹介

ストレス・過食防止、お肌の不調とトラブルに

patchouli

  1. パチュリーとは
    1. 基本データ
  2. パチュリーの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. パチュリーの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

パチュリーとは

パチュリーはインド原産のシソ科の植物で、精油は湿った土や墨汁のようなと称されることが多い独特な香りが特徴。アジア圏では古くから薬効ある香草として知られており、長い間民間医療で用いられ続けてきました。インドでは虫除けに、マレーシアでは蛇に噛まれた際の解毒薬としても使われ、漢方では霍香(カッコウ)して下痢・制吐剤や解熱剤として利用されています。

パチュリの精油はサンダルウッドベチバーなどと同様に時間の経過によって質が向上していく性質があり、香りが長く続くため、オリエンタル系の香水のベースや保香剤としても良く用いられています。パチュリーの持続性として有名なのはマドンナの「ライク・ア・プレイヤー」香り。持続力の長いパチュリーの香りは20年以上経った今もまだ残っているものもあるようです。
時間が経つとコーヒーやカカオを思わせる、香ばしさや微かな甘さが強まりますので、買ってから苦手だなと感じた時もは捨てずに寝かせておくと使いやすくなるかもしれません。

独特な香りはパチュリアルコール(パチュロール)やパチュレンなど特有の芳香成分によるところが大きく、その成分たちの作用で精神安定やスキンケア、食欲抑制によるダイエットなど幅広い面で力を貸してくれる精油です。様々なことに利用でき好きになると病みつきになる香りでもある一方、苦手な方はとことん苦手な香りなので使用時は注意が必要です。

基本データ

通称
パチュリー(Patchouli, patchouly)
別名
パチョリ、霍香(カッコウ)
学名
Pogostemon cablin
原料植物
パチュリー
若い葉を採取し乾燥、発酵させたものを蒸留して採油します。年に数回収穫されますが、雨季のものが最も高品質とされます。
科名/種類
シソ科/常緑多年草
主産地
インド、インドネシア、マレーシア、パラグアイ
抽出部位
乾燥葉
抽出方法
水蒸気蒸留法
オレンジ色~琥珀色
粘性
中~高い
ノート
ベースノート
香り度合い
中くらい
おすすめ
芳香浴、入浴、スキンケア、トリートメント

墨汁に似たエキゾチックでスモーキーな香り

パチュリの主な効果・効能

心への作用

土や漢方薬のような香りのイメージのように、パチュリーには地に足を付けて落ち着いた状態を作り出すことに非常に優れています。鎮静作用や催淫作用によって心を落ち着け、感情のバランスをとることに力を貸してくれる精油です。
興奮や緊張・不安・憂鬱感などを和らげるほか、思い詰めてしまったり考えすぎてイライラしている時にも有効です。冷静に現状を見つめつつ、落ち着きのある「やる気」を与えてくれます。

パチュリーには少し変わった性質があり、少量を用いれば鎮静、多量に用いると刺激効果を表す特性があると言われています。精神安定や混乱状態からの回復には少量、活力や前向きさ、創造力が欲しい時は少し強めに香らせてみると良いでしょう。

【催淫作用について】

パチュリーはイランイランの香りと並ぶ催淫特性を持つ香りとして知られています。濃厚な甘さで「いかにも」なイランイランとは全く異なる香りではありますが、パチュリーも女性のモチベーションをアップさせる香りです。深い安心感と加え刺激をもたらしてくれますので、双方ともパチュリーの香りがOKならばベッドルームの雰囲気作りに利用してみても良いでしょう。不感症にも有効とされています。

体への作用

パチュリーは食欲増進ではなく「食欲を抑制する」作用がある精油として知られています。精神面の鎮静作用と合わせてストレスによるイライラ食いや過食を抑えるのに効果を発揮してくれるでしょう。消化を促進させるので食べ過ぎてしまった時にも有効ですし、腸の蠕動運動を促進するとも言われており、便秘の解消に用いられることもあります。

また主成分であるパチュリアルコール(パチュロール)やパチュレンなどは消毒殺菌効果が高く、パチュリアルコールは一部のインフルエンザウィルスに対して有効であるという報告もなされています。抗感染症作用や免疫強壮作用もありますので、風邪やインフルエンザ予防にも活用出来るでしょう。

【むくみから起こる不調に】

鬱滞除去作用や利尿作用に加えリンパを強壮する働きがあり、むくみの解消やセルライトケアに役立ちます。むくみや循環が悪いことによって起こる頭痛やめまい・だるさ・倦怠感などの不調にも良いでしょう。
精神面での鎮静作用と合わせて更年期障害やPMS(月経前症候群)など女性特有の不調にも利用されます。食欲抑制作用と合わせて生理前に異常に食欲が出てしまう方やダイエット中の方にもパチュリーはお勧めです。

その他作用

【肌への効果】

心にも体にも様々な作用を持つパチュリーですが、最も代表的な効果はお肌トラブル改善。幅広いお肌の悩みに答えてくれる精油としてスキンケアによく用いられます。

パチュリーは細胞成長促進・瘢痕形成作用や皮膚軟化作用などからお肌の再生に優れ、傷やひび、あかぎれの治りを促進してくれます。たるんだ皮膚を引き締めてくれるのでシワの改善、ダイエット後や産後の皮膚のたるみのケアにも有効ですし、柔らかくハリのある肌へと状態を整えてくれます。

また抗炎症作用に加え殺癬・抗菌・抗真菌作用など肌トラブルの原因となるものを抑える作用にも優れており、水虫や真菌性皮膚炎、ヘルペスなどの感染症、ニキビや湿疹などのケアに役立ちます。抜け毛やフケの予防など頭髪に対しても効果が期待できます。

【防虫剤として】

衣類やお部屋を害虫から守ってくれる防虫・殺虫作用があります。ただしお部屋やクローゼットに利用する場合はパチュリー香り付くことがあるので、単品で利用するよりレモンなどトップノートの精油に保香剤としてブレンドして利用すると良いでしょう。
タバコを吸われる方の場合は柑橘系やフローラル系よりも香りが混じった際に害がない香りですので、そのまま利用しても良いかもしれません。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • 興奮・イライラ
  • 不安・緊張・混乱
  • 精神疲労・ストレス
  • 無気力・落ち込み
  • 煮詰まっている時
  • 冷静な判断力が欲しい
  • 心を落ち着かせたい
  • やる気が欲しい時
  • 官能的な気分を高める

【肉体面】

  • 食欲を抑えたい時に
  • 胸焼け・便秘
  • 更年期障害・PMS
  • 免疫力低下が気になる
  • 風邪・インフルエンザに
  • むくみ・セルライトに
  • 肌のエイジングケアに
  • たるみが気になる
  • ニキビ・湿疹のケア
  • 水虫・真菌性皮膚炎に
  • 抜け毛・フケ予防
  • 防虫剤や保香剤として

パチュリーの利用について

相性の良い香り

パチュリーの香りが苦手な方はフローラル系や甘めのハーブ系、思いっきり濃厚さを楽しみたい時はウッディー系やバルサム系の香りと合わせると良いでしょう。1滴だけでもしっかりと自己主張する香りですから、ブレンドする場合は1~2滴ずつ入れた方が失敗しにくいです。

【パチュリーのブレンド例】

パチュリーの注意点

  • 妊娠初期は使用を避けてください。
  • 多量・長時間使用すると食欲不振、不眠、神経系の発作など起こす場合があります。使用量に注意しましょう。
  • クセのある強い香りですのでTPOを考えて使用することをお勧めします。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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