柑橘系の爽やかさの中に、フローラルやハーバルな印象も入り混じった柔らかい香りのベルガモット。精油は“酢酸リナリル”を含む事が特徴で、精神や神経バランスを整える手助けをしてくれるストレス対策精油としても注目されています。そのほか、消化器系サポートや、抗菌・抗ウィルス作用などベルガモット精油に期待されている働き、使用時の注意点などもご紹介します。
甘くほろ苦い、ハーブ系の芳香が特徴的なマジョラム。精油は香辛料として使われるマジョラムよりもスパイシーさが薄く、温かみのある印象です。マジョラムは古くからメンタル面や胃腸機能のサポートなど様々に使用されきたハーブ。精油も鎮静作用や抗不安作用が報告されており、リラックス系の香りとして使われています。そのほかマジョラム精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
甘く華やかな香りが特徴的なフェンネル。紀元前から薬として利用されてきたハーブで、日本でも茴香(ウイキョウ)として活用されています。芳香には抗不安作用などメンタル面のサポート、トランス-アネトールを含むことから女性ホルモンの乱れによって起こる更年期障害などにも用いられています。そのほかフェンネル・スイート精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
フローラル系ではあるものの、柑橘系のような爽やかさがあるネロリの香り。芳香成分としてはリナロール・酢酸リナリル・リモネンなどが多く含まれ、ストレスケアに効果が期待できることから「天然の精神安定剤」とも称されています。そのほか更年期障害やPMSなどの女性領域サポートなどネロリ精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
エキゾチックで濃厚な花の香りが特徴的なジャスミン。溶剤抽出したアブソリュートが一般的ではありますが、精油感覚でアロマテラピーやスキンケアなどにも利用されています。濃密な香りはゆったりとした贅沢な時間を演出してくれますし、鎮静・抗うつ作用などメンタルサポートにも効果が期待されていますよ。そのほか女性特有の不調緩和など、ジャスミン精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
ハーバル・フルーティー・フローラル感を併せ持った特徴のローマンカモミール。カモミール精油にはローマンとジャーマンの2タイプがありますが、カモミール・ローマンの精油はストレスケアに使用されることが多い存在。柔らかく優しい香りのためリラックスタイムやお休み時の香りにも適しています。また、神経性の不調や、女性領域での精神的不調緩和にも期待されているローマンカモミール精油について、使用時の注意点などもご紹介します。
バラに似た香りから「バラの香り」を作るためにも使われているゼラニウム。その香りから“ローズゼラニウム”とも呼ばれていますが、精油はローズに極めて近いというよりもローズのニュアンスを含んだハーバル調の香りです。鎮静作用が期待できる芳香成分が多いため、メンタルケアや、女性特有の精神的な不調の軽減にも鳥居入れられています。そのほかスキンケアなどゼラニウム精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
ロマテラピーとも関わりの深いラベンダー。単にラベンダーと言った場合には真正ラベンダー(Lavandula offinalis)を指すのが一般的です。精油は酢酸リナリルやリナロールなどを含み、気持ちを落ち着けてリラックスさせたり、眠りのサポーターとしても使用されています。肌を整える成分としてスキンケア