バレリアンは古代ギリシア時代から神経の高ぶりを抑え眠りに導くハーブとして用いられ、古くは「オールヒール」や「神様の睡眠薬」とも呼ばれたハーブ。バレリアン精油はマイナーな存在ですが、イソ吉草酸バレレニル・バレレノール・バレレナールなどの特徴成分の働きからメンタル面のサポート
ローズマリーは地中海沿岸地域で古くから大切にされてきたハーブで、精油にはいくつかケモタイプ。カンファー(ボルネオン)タイプは1,8-シネオールとカンファーの含有率が高いことから記憶力や集中力アップのサポートが得意だと称される存在。また、カンファーには循環促進や抗炎症作用が期待できることから筋肉や関節の痛みのケアとしても役立つのではないかと考えられています。そのほか防虫や消毒などローズマリー・カンファーの精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
ローズマリーはハンガリー王妃が使った“若返りの水”ハンガリアン・ウォーターの材料としても使用された歴史のある、地中海沿岸が原産のハーブ。ベルベノンタイプの代表成分ベルベノンには脂肪溶解作用を持つ可能性があると報じられたこともあり痩身マッサージのサポートに、またスキンケアやヘア
料理でもお馴染みのローズマリー。地中海沿岸地域で古くから神聖なハーブとして大切にされてきた植物です。精油にはいくつかケモタイプが存在していますが、その中で最もポピュラーとされるのがシネオールタイプ。1,8-シネオールの働きから呼吸器系のサポートや風邪予防、頭の働きを高めてくれる働き
キャロットシードの精油はワイルドキャロットの種子が原料で、土っぽさとスパイシーさを併せ持ったハーバル調の芳香が特徵です。特徴成分であるキャトロールには肝機能をサポートする働きが報告されていることからデトックスサポートにも取り入れられている他、優れた抗酸化特性があること・皮膚修復
パルマローザはレモングラスやシトロネラの近縁種です。名前の通りバラに似たフローラル感のあるハーバル調の香りが特徴で、精油の主成分はゲラニオール。鎮静作用や抗不安・抗うつ作用などメンタルサポートが期待されるほか、免疫賦活作用や抗菌・抗ウィルス作用から感染症予防にも役立つと考えら
タイム・リナロールは刺激性の高いフェノール類の含有率が低く作用が穏やかなことから、タイム系精油の中では最もポピュラーな精油。リナロールの含有率が高く柔らかい香りが楽しめる・ストレス対策として役立つ可能性があることも魅力です。リナロールにも抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用が報告
タイムの精油は植物そのものよりやハーブとして使うものよりも濃厚なハーバル調の香りで、チモールやカルバクロールなどのフェノール類を含むことから優れた抗菌・抗真菌作用を持つことからインフルエンザ予防や呼吸器ケアとして注目されています。しかしフェノール類は刺激性があるため注意