カナンガはアジア熱帯地域に分布するイランイランと非常に近い樹木(花)を原料とした精油で、香りもよく似ています。β-カリオフィレンが多いこと・微量成分を含めると100種類以上の芳香成分を含むことからストレスケアなどに効果が期待されています。PMSや更年期障害による精神面
ビールの材料としてお馴染みのホップ。中世ヨーロッパのハーブ辞典にはホップの鎮静効果も記されており、現在でもドイツのコミッションEなどで認められています。ホップ精油は日本では非常にマイナーな存在ですが、鎮静作用や小鎮痛・抗炎症作用が期待できるとして欧米を中心に取り入れられているそう。ただし香気成分については未解明な部分も多く、鎮静効果が高いことから鬱症状の原因となる可能性がある・皮膚刺激性が強い
ラブラドルティは北米周辺が原産とされるツツジ科の樹木。ほろ苦さやスパイシーさを持つ個性的なハーブ調の香りで、成分的にはα-ピネンなどモノテルペン炭化水素類の割合が高いため鎮静・リラックス効果や不眠症軽減に役立つ可能性があると言われています。が、安全性・毒性等についてのデータが
北米原産ベイマツから採油されるダグラスファーの精油。ピネン類が主成分であることから神経系や肉体面の疲労回復や強壮をサポートしてくれると考えられています。α-ピネンには免疫機能賦活作用も期待できるので風邪などの感染症予防にも役立ってくれるでしょう。そのほか血行促進作用から冷え
タイム・ゲラニオールはゲラニオール含有率が多いタイムのケモタイプ 精油。バラに似た甘くフローラルな印象の 香りがあり、フェノール類の含有率が低いことから刺激性が低いことが特徴です。含有率の高いゲラニオールなどモノテルペンからメンタル面のサポートなど、タイム・ゲラニオール精油に期待される作用、使用時の注意点などをご紹介します。
呼び名の通り外見がティーツリーに似てレモンのような香りを持つことが特徴のレモンティーツリー。シトラールやシロトネラールなどの含有量が多いことから抗菌作用や抗炎症作用による風邪予防や呼吸器系ケアに効果が期待されています。また昆虫忌避作用があるとも言われ、お部屋のデオドランド・虫よけ
ブルーサイプレスはアズレン誘導体のグアイアズレン(ガイアズレンとも)を含むことが特徴。甘さやスパイシーさを含む複雑な香りがします。アズレン誘導体による抗ウィルス作用や抗炎症作用・抗アレルギー作用があると考えられ、風邪予防から花粉症などのアレルギー症状軽減、皮膚のケア用として
ヒバ精油はヒノキ科アスナロ属樹木を原料とした和の精油で、近年は「ヒノキチオール」に幅広い抗菌作用があること・毒性が低いことも報告されています。お部屋の空気や水回りの環境を清潔に整える働きが期待できますし、昆虫忌避作用も認められていますので天然の抗菌・消臭・防虫剤として活用