ラブダナムはシストローズの木の芳香性樹脂。世界最古の天然芳香剤と言われるほど古くから香料・薬用に利用されてきた存在で、甘く重厚な香りが特徴です。現在でも香水原料やスキンケアに優れた働きを持つオイルとして使われています。鎮静作用によって緊張をリラックスさせる働きや自律神経
ディルやクミンと同じセリ科に属し、スパイスとしても利用されるキャラウェイシード。精油は甘苦さとスパイシーさの混じった複雑な香りを持ち、d-カルボンとリモネンが主成分。どちらも鎮静作用が期待できる成分のためメンタルサポートに効果が期待されていますし、胃腸機能のサポートや血行促進など
黒文字(クロモジ)は小枝や葉を折ると香気を放つことから「疲れを癒す木」としても親しまれてきた存在。黒文字油はローズウッドに似た甘みのあるウッディーな香りが特徴ですが、採油率が非常に低いため高価で貴重な和精油の一つ。気持ちを落ち着ける手助けが期待されているほか、血行を促進し体を温める
ユズ精油は馴染みある柚子そのままの香りで、好き嫌いが少なくTPOを選ばない存在です。成分としてもリモネンの含有量が高く、鎮静作用を持つシトラールや森林浴・強壮効果があるα-ピネンなども含まれているためリラックスや精神安定のサポートにも役立ってくれるでしょう。また冷え性の軽減や風邪予防
チュベローズはバラ属ではなくリュウゼツラン亜科の植物で、月夜の晩に咲いた花は特に濃厚な香りを放つという謂れから月下香や晩香玉とも呼ばれています。アブソリュートは甘くマスカットのような香りを含んだ清楚なホワイトフローラル系の香り。アロマテラピーでは用いられませんが、陶酔感ある香り
カレー香りの元というイメージの強いクミンですが、精油はスパイシーでムスクっぽさもある香り。紀元前から現在に至るまで各地の伝統医療で使用されているためか、精油も様々なメリットや効能が囁かれています。しかし、芳香吸引で得られる効果についてのエビデンスはほとんどないため過信は禁物です。
ヒソップは和名ヤナギハッカというシソ科ハーブで、甘みのあるハッカのような香りが特徴。古くから神聖なハーブとして大切にされてきた存在で、厄除けや魔除けになるとも考えられていたことから「浄化のハーブ」とも呼ばれています。鎮静作用によって心を落ち着けてくれるほか、空気浄化や呼吸器系
ラヴィンサラの原料植物はマダガスカルに生えているクスノキで、学名をCinnamomum camphoraBS 1,8-cineoleと表示されるように1,8-シネオールを多く含むことが特徴。優れた抗菌・抗ウィルス作用が期待されています。ラベンサラと混合されてきた歴史もあり民間療法上の効能の有効性は定かではない