バルサムコパイバは南に自生する樹木で、インディオ達が樹液を利用していたことから「天然の秘薬(万能薬)」や「アマゾンの秘宝」とも呼ばています。コパイバの樹脂を原料とした精油は甘めのウッディーさに、胡椒のようなスパーシーさを含む香りが特徴。主成分であるカリオフィレンには抗炎症作用を
レモンマートルはユーカリやティートリーと同じく、オーストラリア原産のフトモモ科樹木です。精油はレモンを感じさせるフレッシュな柑橘系の香りが特徴で、シトラール含有率が90%以上と全精油類トップクラス。スッキリとした香りはリフレッシュ用としても活躍してくれますし、リラックスタイムにも
ユズ精油は馴染みある柚子そのままの香りで、好き嫌いが少なくTPOを選ばない存在です。成分としてもリモネンの含有量が高く、鎮静作用を持つシトラールや森林浴・強壮効果があるα-ピネンなども含まれているためリラックスや精神安定のサポートにも役立ってくれるでしょう。また冷え性の軽減や風邪予防
チュベローズはバラ属ではなくリュウゼツラン亜科の植物で、月夜の晩に咲いた花は特に濃厚な香りを放つという謂れから月下香や晩香玉とも呼ばれています。アブソリュートは甘くマスカットのような香りを含んだ清楚なホワイトフローラル系の香り。アロマテラピーでは用いられませんが、陶酔感ある香り
ローズマリーは地中海沿岸地域で古くから大切にされてきたハーブで、精油にはいくつかケモタイプ。カンファー(ボルネオン)タイプは1,8-シネオールとカンファーの含有率が高いことから記憶力や集中力アップのサポートが得意だと称される存在。また、カンファーには循環促進や抗炎症作用が期待できることから筋肉や関節の痛みのケアとしても役立つのではないかと考えられています。そのほか防虫や消毒などローズマリー・カンファーの精油に期待される作用、使用時の注意点などもご紹介します。
料理でもお馴染みのローズマリー。地中海沿岸地域で古くから神聖なハーブとして大切にされてきた植物です。精油にはいくつかケモタイプが存在していますが、その中で最もポピュラーとされるのがシネオールタイプ。1,8-シネオールの働きから呼吸器系のサポートや風邪予防、頭の働きを高めてくれる働き
ホワイトカンファーはクスノキから抽出された精油で、日本では樟脳油とも呼ばれています。樟脳と言うとツンとする独特な香りが連想されますが、天然のクスノキ精油は想像されるよりもウッディーかつハーバルな印象。衣服の虫よけやゴキブリ対策に役立つと考えられる他、鼻詰まりや風邪予防、関節
ユーカリ・ディベスはペパーミントユーカリとも呼ばれるように、メントール感のある香りが特徴。主成分はピぺリトンというケトン類で、神経毒性や皮膚刺激性などがあることから使用には注意が必要。しかしピぺリトンには粘液溶解作用による呼吸器系のサポートに、また利尿作用や脂肪溶解作用が期待