アガーウッド(沈香/伽羅)精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介
日本では“沈香”もしくは“伽羅”の名で知られるアガーウッド。香木でもありますし精油原料となるのも木部ですが、他の樹木のように元々芳香を持っているのではなく、分泌された樹脂が分解・変質して香気成分になるという特徴があります。このためアガーウッドは世界的な高級品で、精油も「最も稀少かつ最も高価」
アロマ情報~D長屋~ 心と体の「だるさ」に嬉しい精油と雑学
日本では“沈香”もしくは“伽羅”の名で知られるアガーウッド。香木でもありますし精油原料となるのも木部ですが、他の樹木のように元々芳香を持っているのではなく、分泌された樹脂が分解・変質して香気成分になるという特徴があります。このためアガーウッドは世界的な高級品で、精油も「最も稀少かつ最も高価」
バルサム・ペルーの精油はバニラを連想させる温かく甘い香りが特徴的。ヨーロッパで傷やかぶれ用の軟膏にも使われていますが、接触性アレルギーを起こしやすいことが指摘されている精油のため使用には注意が必要です。心を穏やかに保つ働きがや消毒・去痰・抗炎症作用などが期待
ビールの材料としてお馴染みのホップ。中世ヨーロッパのハーブ辞典にはホップの鎮静効果も記されており、現在でもドイツのコミッションEなどで認められています。ホップ精油は日本では非常にマイナーな存在ですが、鎮静作用や小鎮痛・抗炎症作用が期待できるとして欧米を中心に取り入れられているそう。ただし香気成分については未解明な部分も多く、鎮静効果が高いことから鬱症状の原因となる可能性がある・皮膚刺激性が強い
ブルーサイプレスはアズレン誘導体のグアイアズレン(ガイアズレンとも)を含むことが特徴。甘さやスパイシーさを含む複雑な香りがします。アズレン誘導体による抗ウィルス作用や抗炎症作用・抗アレルギー作用があると考えられ、風邪予防から花粉症などのアレルギー症状軽減、皮膚のケア用として
どこかノスタルジックな甘くスパイシーな香りを持つキンモクセイアブソリュート。あまり流通しておらずアロマテラピーでも用いられませんが、リナロールやゲラニオールが含まれていることから鎮静・抗うつ・抗不安などの働きが期待されています。また食欲を促す物質(オレキシン)を減少させる・マウスに体重減少
ロザリーナはオーストラリア原産のフトモモ科メラレウカ属で、ラベンダーに似た香りを持つティーツリーの近縁種のため「ラベンダーティートリー」とも呼ばれています。成分的には鎮静・抗不安作用を持つリナロールと、抗菌・抗ウイルス作用・免疫調整作用が期待できる1.8-シネオールが多いため風邪予防
リンデンはリラックス用のハーブティーとしても使われている植物で、リンデンフラワー(ライムフラワー)から精製されるアブソリュートもまた芳醇な花の香りからリラックス効果が期待されています。フローラル調とグリーン調の混ざった繊細な香りは、甘すぎずサッパリした印象で男性香水や化粧品
ディルシードの精油はミントに似たフレッシュさにスパイシーさを含む香りを持ち、主成分はd-カルボン。リモネン含有率も高めで、この2つが相乗することで高い鎮静効果・精神安定効果をもたらすと考えられています。英名dillも「鎮める/なだめる/穏やかにする」などの意味を持つ"dilla(ジーラ)"が語源