だるさ解消情報集~D長屋~

不定愁訴? 自律神経? なかなか分かってもらえない辛い「だるさ」「重さ」を解消するための体質改善情報

ストレス・自律神経の乱れと冷え性

「ストレス冷え」を起こすストレスと自律神経の関係

ストレス・仕事

医学的な検査数値での問題がない時の不調(不定愁訴)がある場合「ストレス」や「自律神経の乱れ」が原因と言われることが多いと思います。ストレスは万病の元となりますし、同じように万病のもととされる冷え性を引き起こすきっかけでもあります。と言ってもストレスそのものが体を冷やすわけではなく、ストレスによって自律神経が乱れることで冷えが起こります。

ストレスを無くしましょうリラックスしましょうと言われて「出来たらしています」と言いたい方も多いのではないでしょうか?ストレスと自律神経の関係を知ることでストレスを無くす以外にも様々な対処方法を選びやすくなります。

ストレスと自律神経の関係

ストレスと一口で言っても、「ストレス」として私達が認識しやすい人間関係や仕事でのプレッシャーなどの精神的ストレスだけではなく、睡眠不足・運動不足・温度・騒音・光などの肉体的ストレス花粉や空気汚染などの環境的ストレスなど様々です。自覚の有無に関わらず、私たちの周りには常にストレスファクター(ストレス因子)に溢れていると言えるかもしれません。

様々な不定愁訴の原因としてストレスは常に登場する存在。「ストレス冷え」という言葉があるほどストレスによる体の冷え・冷え性を起こす方は多いとされています。ただし様々な不調にしろ冷えにしろ、ストレスが直接的な原因となるわけではなくストレスから自律神経のバランスを乱し、結果として冷えや不調を起こすと考えられています。

ストレスによって自律神経が乱れ冷えを起こすタイプの特徴としては、元々むくみがち・貧血気味・結構が悪いなど冷えやすい体質の人でなくとも起こるということが挙げられます。本人が冷え性という自覚がないため、気がつくと重度の冷えを起こしている危険性があるのも特徴。手のひらや足先などに汗をかく人・暖かい服や布団の中でも冷えていく人・精神的不調がある方はストレス冷えの可能性大です。

自律神経の血行不良・冷えの関係

自律神経は末梢神経に属している神経系の一つで、自分の意志とは無関係に反射的、自動的に働くので「自律神経」と呼ばれています。自律神経は体温の調整機能を始め私たちの体を動かす様々な役割を持っており、反対の働きをする交感神経と副交感神経の2つから成っています。

交感神経

交感神経は「昼の神経」や「闘争と逃走の神経」とも呼ばれ、興奮状態にあるときや活発に体を動かしているときなどに活発化する神経です。
交感神経が活発化しているとき、体は戦闘状態。心拍数や血圧が上がり、相手を見るために瞳孔が拡大し、呼吸も激しくなります。闘争でも逃走でも同じように体は興奮し、緊張状態にあるのです。
寒い時も交感神経が優位に働き、血管が収縮して体温を逃さないようにしようとします。

副交感神経

副交感神経は「夜の神経」や「リラックスの神経」と呼ばれています。交感神経と逆の働きをしており、睡眠中や体を落ち着かせリラックス状態にあるときに活発に働く神経です。
副交感神経が活発なとき、体はメンテナンスモード。筋肉は弛緩し、血管が広がり、胃腸の働きが活発になります。血液が流れやすくなることで全身に酸素・栄養素・体温が行き渡り、リンパの流れも良くなることで老廃物の排泄も行われやすくなります。
夏などの暑い時も副交感神経が活発になり、血管を拡張させて汗を出し、体温を下げようとします。

ストレス冷えの悪循環

過度のストレスを受けている状態(過緊張)だと自律神経の中の「交感神経」が活発化し、血管が収縮することで血流量も減少します。その結果血行が悪くなり、熱が行き渡らず体が冷えます。さらに血流障害(血行が悪い状態)が長く続いていいると、細胞へ酸素や栄養素が十分に行き渡らないため代謝が低下し、体温も低下していきます。低体温状態が続いていることがストレスとなってさらに冷えを悪化させてしまいます。

自律神経のバランスについて

ストレス⇒交感神経が活発化⇒血管が収縮する⇒冷える
という図式で考えると交感神経が活発になるのが悪いことのように聞こえますが、問題なのは交感神経が活発化することではなく、ストレス(緊張)が多すぎることで交感神経優位の時間が長くなりすぎて、交感神経と逆の作用、リラックスや体の修正を司っている副交感神経の働く時間がなくなってしまうことが問題なのです。

交感神経・副交感神経それぞれの働きを見てみると「交感神経が活発化するから不調になる」ように感じますが、副交感神経だけが極端に優位な状態になっても血行が良くなるわけではありません。極論になりますが、毎日ダラダラしている(交感神経があまり動いていない)人が副交感神経を更に活発化させた場合、血行は更に悪くなると考えられます。

冷え性の改善のために半身浴や早寝など副交感神経を活発化させるのは、副交感神経が優勢だと血の巡りが良くなるから、どんどん副交感神経を活発化しようというわけではありません。「バランスをとる」事が大切なのであって、収縮(緊張)と伸縮(弛緩)をバランスよく繰り返している=自律神経のバランスが取れた状態こそが、体温・血液循環をしっかりと調整できる「良い状態」と言えるのです。

ストレス冷え解消のために

ストレスよって自律神経のバランスが乱れて冷えている場合、ストレスを減らすようにしたいところですが本人の意識だけで減らすことの出来ないストレスが多いのも現状です。趣味に没頭する時間を作ったり、仕事や勉強のことを考えないようにする「休日」を心がけるなどすると良いでしょう。

またストレスなどで必要以上に副交感神経が活発化する機会が増えている状態ですから、日常生活においては副交感神経が活発になりやすい環境を自発的に作るように心がけると良いと言われています。半身浴をする・筋肉のコリをほぐすストレッチをする・寝る直前までTVやスマホを見ない・早寝をするなど、お家に帰ってきてから寝る間での間に副交感神経を活性化する習慣を取り入れてみてください。

リラックス効果のあるアロマ(香り)を焚いてみたり、ホットのハーブティーを飲むようにする・好きな入浴剤を使って半身浴をする・自分の体を労るマッサージをするなど、意識的にリラックスタイムを作るのもオススメです。

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