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コリアンダーのアロマ(精油):効果効能紹介

活力を取り戻したいとき、胃腸の不調がある時に

コリアンダー(Coriander)

  1. コリアンダーとは
    1. 基本データ
  2. コリアンダーの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. コリアンダーの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

コリアンダーとは

コリアンダーは中東地域原産のセリ科の1年草で、3500年以上前のテーベの医学書にも記録が残っている歴史ある薬草。薬用として以外に、料理用、肉類の防腐剤、媚薬など幅広く用いられてきました。古代エジプトでは「幸福をもたらすスパイス」と考えられており、ファラオ(ラムセス2世)の墓からもコリアンダーの種子が発見されています。またバビロンの空中庭園に植えられていたという伝説もあります。

エスニック料理のスパイスとして用いられるイメージのあるコリアンダーですが、メキシコ料理やポルトガル料理など世界中で用いられています。そんなコリアンダーの葉はアジア料理でお馴染みの「パクチー」。中華料理の場合は香菜や芫荽と呼ばれます。和名はコエンドロですが、苦手な方も多いあの独特の臭みがカメムシの臭いに似ているとして「カメムシソウ」と呼ばれることもあります。
日本では乾燥されスパイスとして使うものをコリアンダー、野菜のように利用する生の葉をパクチーと呼び分けるのが一般的です。

葉(パクチー)の香りはいただけない…という方が多いコリアンダーですが、精油となると香りは全く別物。スパイス系の精油の中で最もクセのない香りと言っても過言ではないでしょう。ウッディーさやスパイシーさもありますが、ビターな柑橘系のような印象を与える甘さや温かさのある香りがします。
コリアンダーの精油は石鹸、化粧品、香水などの原料として需要がありますし、ベネディクティーヌ酒およびシャルトルーズ酒など有名なリキュール類にも利用された歴史があります。ミルクティーに入れられることがあるのも納得です。

基本データ

通称
コリアンダー(Coriander)
別名
香菜(チャンツァイ)、中国パセリ、パクチー、シラントロ、コエンドロ
学名
Coriandrum sativum
原料植物
コリアンダー
世界中で栽培されていますが精油は主にロシアや東欧で生産されています。生葉の香りと精油の香りがかなり違うのも特徴。
科名/種類
セリ科/一年草
主産地
ロシア、ルーマニア、インド、ハンガリー
抽出部位
完熟した果実(種子)
抽出方法
水蒸気蒸留法
無色~淡黄色
粘性
低い
ノート
トップノート
香り度合い
おすすめ
芳香浴、入浴、ハウスキーピング

クセの少ない、甘くスパイシーで妖艶な香り

コリアンダーの主な効果・効能

心への作用

コリアンダーのスパイシーな香りには刺激作用があり、精神的な疲労感や気持ちの落ち込みがあるときに気分をリフレッシュさせて活力・やる気を取り戻す手助けをしてくれます。特に無気力状態に陥っている時に有効とされています。
また記憶力・集中力が低下しているときに役立つ精油としても知られていますから、やる気と集中力が欲しい仕事・勉強中にも役立ってくれるでしょう。

スパイス系は刺激作用寄りのものが多いですが、コリアンダーの精油の主成分(6~7割)はリナロール。そのため鎮静効果も持ち合わせています。インドでは安眠促進のためのスパイスとして利用されるという話もありますので、ストレスなどによってイライラしたり精神が昂ぶって寝付けない時にも効果が期待できますね。

体への作用

食欲増進のスパイスとして利用されているコリアンダーは精油になり香りが変化しても消化器官系への働きかけは健在で、健胃・駆風・食欲増進・消化促進作用など消化器系の様々な不調の改善に役立ってくれます。抗感染症作用もありますので風邪などでお腹の調子が良くない時にも利用できます。
また精神面への働きかけと合わせてストレス性の便秘・下痢・腹部膨張(ガスによるお腹のハリ)・食欲不振などにも有効です。疲労回復効果もありますので夏バテ時にも向いています。

刺激作用・強壮作用・浄血作用などによって血行を促進して体を温める働きや、体内の老廃物の排泄を促進するデトックス効果も期待出来ます。内分泌系(リンパ)の流れも促進するとされています。鎮痛作用と合わせて冷えや血行不良が原因の肩こり、筋肉痛、関節痛、神経痛などの症状緩和にも役立ってくれます。

【月経トラブル・催淫作用について】

成分的に見るとゲラニオールなどを含むことから、子宮を刺激しホルモン分泌(エストロゲン)を促すという説があり、コリアンダーは月経不順や不妊などに効果があるという説があります。含有量はさほど多くないので、女性ホルモン効果をメインにするよりも「おまけ」的に考えた方が良いでしょう。
催淫作用についても生殖器の強壮というよりは精神面でのフォローが高いと考えられます。疲労感が抜けずぐったりしている方や性交に不安がある方には良いかもしれません。

その他作用

【皮膚への効果】

皮膚刺激が強いためあまり用いられることはありませんが、蕁麻疹・湿疹・火傷の回復、脂性肌の改善に効果的とだ言われています。

【デオドラント効果】

コリアンダーは抗菌・抗真菌作用などにより嫌な臭いを発するバクテリアなどの増殖を抑制することからデオドラントに効果的な精油とされています。体臭、特に足の裏や脇の下など汗で蒸れ雑菌が繁殖しやすい場所に効果的とされています。希釈してデオドラント用のアロマスプレーを作っておくと便利でしょう。
雑菌に効果があるので洗濯物の生乾き臭予防にも活用できそうですね。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • 落ち込み・抑うつ
  • 無気力・精神疲労
  • 不安・心配・不眠
  • イライラ・神経の昂ぶり
  • リフレッシュしたい時
  • やる気が欲しい時
  • 集中力をアップしたい時

【肉体面】

  • 消化不良・下痢
  • 食欲不振・吐き気
  • 便秘・お腹のハリ
  • 循環不全(血液・リンパ)
  • 肩こり・筋肉痛
  • 関節痛・神経痛
  • 冷え性改善に
  • デトックス
  • 疲労・慢性疲労の回復に
  • 生理不順
  • デオドラント・体臭予防

コリアンダーの利用について

相性の良い香り

柑橘系・スパイス系と相性が良いと言われていますが、ハーブ・バルサム・ウッディー系でも合うものが多く、使いやすい香りです。

【コリアンダーのブレンド例】

コリアンダーの注意点

  • 大量に使用した場合は知覚麻痺などを引き起こす危険性や、皮膚刺激を起こすことがありますので低濃度で利用しましょう。
  • 禁忌ではありませんが、刺激が強い精油ですので妊娠中・幼児は使用を控えたほうが良いでしょう。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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