だるさ解消情報集~D長屋~

不定愁訴? 自律神経? なかなか分かってもらえない辛い「だるさ」「重さ」を解消するための体質改善情報

ティートリー(ティーツリー)精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

風邪予防や花粉症対策、皮膚トラブルのケアに

ティートリー(teatree)

  1. ティートリーとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. ティートリーの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. ティートリーの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

ティートリー(ティーツリー)とは

ティートリー(読み方の問題でティーツリー/ティートゥリーとも呼ばれる)はオーストラリア原産のフトモモ科に属す樹木です。原産地であるオーストラリアに古くから暮らしてきたアボリジニの人々は、木の葉を砕いたものを何千年もの間、寄生虫の防止や感染症や傷などを治す万能薬として用いてきたと伝えられています。ちなみにTea tree=お茶の木と名付けられたのは18世紀イギリス人海軍士官のキャプテン・クックがオーストラリアを初めて訪れた時、アボリジニが木の葉をお茶にしていたことに由来すると言われています。

1920〜1930年代には各国でティートリーの成分や効能に付いての研究が盛んに行われ、第二次世界大戦ではティーツリー油(ティーツリーオイル)はオーストラリア兵の救急箱の常備薬としても利用されていました。合成薬品が登場してからはさほど重要視されなくなりましたが、自然療法への関心が高まったことから再び注目されるようになります抗炎症作用・抗ウイルス作用などが認められることに加え、副作用が比較的少ないことや耐性菌が発生しにくいことなどが近代医学でも注目され、補完・代替医療や医薬品としての利用など研究・開発が行われています。

そのほかにティートリーオイルは殺菌作用やデオドラント作用に優れているとして市販のフケ防止のシャンプー・ニキビ用スキンケア商品・フットクリーム・石鹸・歯磨き粉などにの製品にも幅広く利用されています。アロマテラピーにおいても般的な疾患の処置に幅広く利用できることから、ラベンダーと並んで使用頻度の高いオイルと言われています。精油は希釈して利用しなくてはいけませんが、例外的にラベンダーとティートリーオイルは局部的にであれば原液のまま肌に付けられる精油でもあります。

ティートリーの精油はかなりメジャーなものの、消毒薬のような独特の薬品臭さや若干の刺激があります。成分構成などは異なりますが、殺菌・抗ウィルス作用などを期待する場合にはメラレウカ属の近縁種カユプテニアウリはやや甘さを持つ香りですし、ロザリーナはラベンダーティートリーとも呼ばれているようにフローラル感が強く、芳香を楽しむという点で利用しやすいかもしれません。そのほか別属にはなりますが同じフトモモ科のマートルも香りに甘さがあり、作用が穏やかとされています。近年は同じくフトモモ科のマヌカオイルも高い抗菌・抗ウィルス作用が注目されており、ルームフレグランスとしてブレンドしやすい甘さのある香りから人気が高まっています。

基本データ

通称
ティートリー(Tea tree)
学名
Melaleuca alternifolia
別名
ゴセイカユプテ、メラレウカ、ティーツリー、ティートゥリー
科名/種類
フトモモ科メラレウカ(メラルーカ)属/常緑樹
主産地
オーストラリア、ニュージーランド
オーストラリアには精油の品質規格がありますが、ニュージーランド産は製品による差が激しいため日本ではあまり用いられません。
抽出部位
葉、枝
葉から抽出したオイルの方が免疫機能向上効果が高く、皮膚刺激が少ないとされます。
抽出方法
水蒸気蒸留法
ほぼ無色透明
粘性
低い
ノート
トップノート
香り度合い
強い
代表成分
テルピネン-4-オール、γ-テルピネン、α-テルピネン、1,8-シネオールなど
おすすめ
芳香浴・入浴・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

清涼感とスパイじーさが混じった鋭い香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • リフレッシュ用として
  • ショック状態・不安
  • 気分が落ち込んでいる
  • イライラ・ヒステリー
  • ストレス・神経疲労
  • 冷静さがほしい時に
  • 集中力・記憶力を高めたい
  • ぼんやり感が抜けない
  • 自信や前向きさが欲しい

【肉体面】

  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 喉の不快感や痛み・咳
  • 鼻炎・鼻詰まり・花粉症
  • ニキビ・湿疹の改善
  • かゆみの軽減用に
  • 虫刺さされ・日焼け
  • 炎症肌のケアに
  • 白癬(水虫)対策に
  • 殺菌・消臭剤代わりに
  • 歯周病・歯肉炎予防

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ティートリーに期待される効果・効能

心への作用

ティートリーのシャープな香りには頭をスッキリとさせる働きがあり、集中力や記憶力を高める効果が期待されています。成分的にも主成分であるテルピネン-4-オールには神経強壮作用があるとされていますし、鎮静効果も持ち合わせていますのでショックを受けているときや怒り・ヒステリーなど感情が高まってコントロール出来ない時や煮詰まってしまった時に冷静さを取り戻す手助けもしてくれるでしょう。

気持ちを落ち着かせリラックスさせる働とリフレッシュ効果がありますので、ストレスや緊張による神経疲労の緩和にも役立ってくれるでしょう。気持ちが落ち込んでいる時や無気力になっている時に適しています。課題や困難なことを乗り越えたい時にも、気持ちを切り替えて前向きに取り組めるようにサポートしてくれると言われています。自分に自信が持てない方に良いとする説もあります。

体への作用

ティートリー精油の構成成分であるテルピネン-4-オールや1.8-シネオールは抗菌・抗ウイルス作用を持つ芳香成分です。これらの含有量が多いティートリーオイルは殺菌効果・抗ウイルス作用が極めて高いことが認められており、インフルエンザ(H1N1型ウイルス)に対しても「殺菌には至らないものの驚異的に増殖を抑えることが出来る」ことが報告されています。

加えて免疫力を高める働きもあることから風邪・インフルエンザ予防や病中病後の回復促進を始め、様々な感染症対策としての効果が期待されています。精油を希釈して拡散する以外に、マスクの内側にスプレーしたり、うがい用のお水に1滴垂らすなどの方法も利用されています。

またテルピネン-4-オールや1.8-シネオールには抗炎症作用もありますので、抗菌作用と合わせて咳・気管支炎・扁桃炎・鼻水・鼻づまり・副鼻腔炎など呼吸器系トラブル全般の軽減や改善用としても取り入れられています。炎症を軽減してくれるので花粉症対策としても効果が期待されていますし、シャープな香りは鼻が詰まって頭がぼんやりするような時にも役立ってくれるでしょう。

その他作用

肌への働きかけ

ティートリーオイルは肌に利用した場合でも抗菌・抗真菌作用を発揮してくれます。このためニキビや傷のケア・口腔カンジダ・ヘルペス・湿疹・白癬(水虫)の改善などあらゆる皮膚の炎症改善に役立つ精油とされています。ちなみティートリーの原産国であるオーストラリアでは家の救急箱の必需品で、ニキビなどが出来た時は薬ではなくティートリーオイルを利用するのだそう。

抗炎症作用によって炎症や痒みを軽減する効果も期待できますので、重い炎症でなければ虫刺されやアトピー性皮膚炎などのかゆみ、日焼け肌のヒリヒリ感などの緩和用としても使用できます。ただし炎症が重い場合や敏感肌・アレルギー体質の方は炎症を悪化させてしまう可能性もないわけではありませんので、低濃度希釈・パッチテストを必ず行うようにしてください。

デオドラント用に

ティートリーは消臭(デオドラント)にも優れた効果がある精油と言われています。水拭きする際のバケツやお洗濯用の水に数滴オイルを落としてよく混ぜて利用することで消臭・殺菌効果両方に役立ちます。
またティートリーのみでアロマスプレーを作り、靴を履く前に靴下に掛けたり、生理用ナプキンにスプレーするなどの利用法もあります。特にナプキンに使うと消臭だけではなく、膀胱炎などの尿路感染症やムレによるかぶれ予防にも役立ってくれるでしょう。

口腔ケアに

口腔内の殺菌作用や消臭作用に役立つことから、ティートリーは口腔ケアにも利用されています。口腔細菌の発育抑制・歯石形成抑制作用があるため歯磨剤や洗口剤にティートリーを配合した商品もあり、入れ歯の殺菌剤としても有効だと言われています。

※精油は経口摂取が厳禁とされていますので、利用する場合は飲み込まないように注意しましょう。

ティートリーの利用について

相性の良い香り

ハーブ系・スパイス系・柑橘系の香りと相性が良いと言われています。

【ティートリーのブレンド例】

ティートリーの注意点

  • 小さなお子様に利用する場合は通常の半分以下の量で使用しましょう。
  • 妊娠中の方、赤ちゃんやペットへの利用は避けるようにしてください。
  • 原液のまま使用できる精油ですが、安定剤や防腐剤が入ったりものや偽和精油の流通もあります。信頼できるお店で購入したものを使うようにし、初めて使用する場合はパッチテストと行いましょう。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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