だるさ解消情報集~D長屋~

不定愁訴? 自律神経? なかなか分かってもらえない辛い「だるさ」「重さ」を解消するための体質改善情報

ライム精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

気持ちを高め体調を整えるサポートをしてくれる、シャープな柑橘系

ライム(lime)

  1. ライムとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. ライムの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. ライムの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

ライムとは

ジン・トニックやモヒート、ギムレット、モスコー・ミュールなどサッパリ系のカクテルに欠かせない柑橘類ライム。ジュースやお菓子類などにも広く使われていますのでお酒を飲まない方でもなんとなく味や香りのイメージが付きやすい存在ではないでしょうか。柑橘系の爽やかな香りに少し苦味が加わった、フレッシュなレモンよりもやや大人っぽい印象がありますね。

ライムはミカン科ミカン属に属しますが、酸味や苦味があるためフルーツとして生食はせず調味料感覚で利用するのが主な“香酸柑橘(こうさんかんきつ)類”に属します。日本では柚子やカボスなどもありますが、世界的にはレモンと並んで馴染みのある香酸柑橘類の代表と言えるでしょう。原産地はインドからミャンマー・マレーシア一帯にかけての熱帯地域。アラビア人によってヨーロッパに、大航海時代以降はメキシコなどアメリカ大陸へも伝播し、各地で栽培が行われるようになります。
当時航海中に起こりやすかった壊血病予防のためのビタミンC補給源として重宝され、ライム運搬専用船“ライムジューサー”があったこともよく知られていますね。英国海軍では船員にライムジュースの摂取を義務付けたためイギリス水兵やイギリス野郎という意味で「LIMEY」というスラングが使われるようになったのだとか。

ライムと言えばイムグリーン(Lime green)とも称される緑色のイメージがありますが、実は完熟すると黄色に変化します。果皮が熟すほど酸味が抜けてしまうので未完熟のうちに収穫されていることから、ライム=緑というイメージが定着しているそう。またライムと呼ばれている品種は大きくタヒチライム(Citrus latifolia)系とメキシカンライム(Citrus aurantifolia)系の大きく二つに分けられています。日本で「ライム」として多く流通しているレモンよりもやや小ぶりのものはタヒチライム系統ですが、精油原料として利用されるものはメキシカンライム系となります。こちらはサイズが3~4cmと小さく酸味が強いのが特徴。外見としては色の薄いスダチという印象ですが、植物分類上はシトロン(枸櫞)を祖先に持つのでスダチよりもレモンに近い種とされています。

ライムは食品・飲料類に広く利用されていますし、精油は香水や化粧品業界への需要も高いと言われています。酸味と苦味を含みながらもクセや強烈さの少ない香りは他の香りとも馴染みやすく、アロマテラピーでもブレンド用として重宝されているそう。アロマ独特のハーブ系の香りや、甘さや重さのある香りが苦手な方でも取り入れ安い存在ですし、香りのクセを弱める・さりげなく香りにアクセントを加えるなどの役割も果たしてくれます。初心者から上級者まで広く楽しめる精油とも言えますね。

基本データ

通称
ライム(Lime)
別名
キーライム(Key lime)、メキシカンライム(Mexican lime)
学名
Citrus aurantifolia
科名/種類
ミカン科ミカン属/低木
主産地
アメリカ(主にフロリダ)、キューバ、メキシコ、イタリア
抽出部位
①果皮(未成熟)/②熟した果実全体
抽出方法
①水蒸気蒸留法/②圧搾法
圧搾法の方が質・香りが高く精油として好まれ、水蒸気蒸留法は主に食品の香料用に用いられます。光毒性の問題があるので肌へ使用する場合は水蒸気蒸留法ものを選ぶと無難でしょう。
①ほぼ無色~淡黄緑色/②淡黄色~黄緑色
粘性
低め
ノート
トップノート
香り度合い
やや弱い~中くらい
代表成分
リモネン、γ-テルピネン、α-テルピネオール、テルピノレン、β-ピネン、α-ピネン、ミルセン
おすすめ
芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

爽やかなシトラス感に微かな苦みを含むシャープな香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • 神経疲労・ストレス軽減
  • 不安・憂鬱感がある時に
  • リフレッシュしたい
  • 集中力を高めたい
  • 元気・やる気が欲しい
  • 気持ちを高めたい

【肉体面】

  • 血行・リンパ循環促進に
  • 冷え性・むくみやすい方
  • 咳・喉の痛みや不快感に
  • 鼻水・鼻づまりの軽減に
  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 胸焼け・消化不良に
  • 脂性肌・ニキビケアに
  • セルライトケアに

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ライムに期待される効果・効能

心への作用

ライム精油の成分のおよそ半分は柑橘系に多く見られる芳香成分“リモネン”が占めており、鎮静作用によるリラックス効果が期待できますので精神的な疲労やストレス症状の軽減にも役立ってくれるでしょう。またシャープで爽やかなライムの香りは不安や憂鬱感を取り除き気持ちをリフレッシュする手助けをしてくれると考えられています。胃腸への働きかけと合わせて夏バテや暴飲暴食の後など、心も身体もどんよりしている時のリフレッシュ用としても役立ってくれます。

心を刺激し気分を高揚させる・頭をスッキリとさせることで集中力を高める働きなども期待されていますから、似た印象のレモンと同様に活動時の香りとして取り入れられることが多い精油です。勉強中や仕事中の香りとして適していますし、ライムの香り自体も好き嫌いの少ない爽やかな柑橘系なのでビジネスシーンや男性でも取り入れやすいですね。

体への作用

ライム精油の成分のおよろ半分は柑橘系に多く見られる芳香成分“リモネン”が占めており、次いでγ-テルピネン、α-テルピネオールの含有が多い傾向にあります。これらの成分は血行促進や鬱滞除去作用など体内の巡りを整える働きが期待されていますので、血行不良やむくみ・セルライト対策に役立つと考えられています。

γ-テルピネンとα-テルピネオールには抗炎症作用も期待されていますので、咳や喉の痛み・・鼻水・鼻詰まりなど呼吸器系の症状軽減用としても取り入れられています。また抗菌・抗ウィルス作用や免疫強化作用も持つとされていますので、循環を促す働きと合わせて風邪やインフルエンザ予防、初期症状時のケアとしても役立ってくれるでしょう。
そのほか多くの柑橘系精油と同様にリモネンによる消化促進・胃粘膜保護作用なども期待できますから、消化不良や食欲不振の時にも有効と考えられています。

その他作用

【肌への効果】

ライム精油は収斂作用があり、肌を引き締める・皮脂分泌を抑える作用があると考えられています。そのため脂性肌・脂っぽさが気になる頭皮や毛髪のケアに取り入れられていますし、殺菌作用や抗炎症作用も期待できますからニキビや吹き出物のケア・虫刺されの手当などにも役立ってくれるでしょう。そのほか止血作用によって切り傷など出血を伴う傷の治りを早める効果も期待されています。

血液やリンパ液の循環を促し老廃物の排出を促進するとして、むくみ・セルライトが気になる方用のマッサージオイルとしても利用されています。また入浴剤代わりに利用することで血行促進と呼吸器系の消毒になり、冷え性の軽減や風邪予防にも効果が期待できるでしょう。

ライムの利用について

相性の良い香り

ほとんどのエッセンシャルオイルと調和しますので、ブレンドでの著しい失敗は少ないです。特にハーブ系・フローラル系の香りと相性が良いとされています。またイランイランゼラニウムなどの精油の甘さ・重さが気になるときに緩和剤として利用するものお勧めです。

【ライムのブレンド例】

ライムの注意点

  • 皮膚への刺激があるため、敏感肌の方は注意して使用してください。
  • 圧搾法で抽出されたオイルにはクマリンが含まれるため光毒性があります。肌へ使用する場合は日光(紫外線)を避けるようにしましょう。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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