シダーウッド・テキサス精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

敏感肌の方は使用には注意が必要

Juniperus ashei pollencones

シダーウッド・テキサスとは

シダーウッド・テキサスはアメリカ大陸に自生するヒノキ科ビャクシン属の樹木で、植物としてはシダー(ヒマラヤスギ)よりもジュニパーに近い存在です。ニューメキシコあたりに住んでいたネイティブ・アメリカンの人々が医薬品として用いていたという伝承もありますが、現在では花粉症のアレルゲンとしてあまり良くない印象を持っている方が多いのだとか。アメリカ南西部から中央アメリカ一帯にかけて分布していますが、精油の生産の大半はテキサスで行われています。

古くは電柱などの建設に利用されていたそうですが、現在は木材としては柔らかく割れやすいという難点から、建材としてはほとんど利用されていません。精油原料としての需要が大部分を占めているそうです。精油は琥珀色で粘土の高い単蒸留もの・ほとんど透明でサラリとした精留(精密蒸留)ものの2タイプがありますが、一般的に流注しているのは精留ものがほとんどのようです。

シダーウッドの種類について

厳密には「シダー」という呼び名はマツ科ヒマラヤスギ(Cedrus)属を総称する言葉ですが、針葉樹の呼び名としてそれ以外の樹木にも使われています。精油として用いられるものの中ではシダーウッド・アトラス(ホワイトシダー)やシダーウッド・ヒマラヤンなどがCedrus属に分類される正真正銘のシダー、対してシダーウッド・バージニアやシダーウッド・テキサスなどはヒノキ科ビャクシン(Juniperus)属と分類上はあまり近くない種類ですね。また同じくヒノキ科でも別属のスギ(Cryptomeria)属に分類される日本の“杉”もジャパニーズ・シダーウッドという呼称で販売されています。

同じ様に名前に“シダーウッド”が付けられていますが分類上は別科・別属という植物も多いので、シダー系精油はモミ系精油などよりも更に香りの印象や成分がなどが異なっています。日本で単に「シダー」や「シダーウッド」と呼ぶ場合は、ポピュラーであるとされるシダーウッドアトラスのことを指すケースが多いようですが、購入時は名称だけではなく学名も確認するようにした方が安心でしょう。

シダーウッド・テキサスは板材のような乾燥した木の香りをベースにほのかな甘さ・バルサミック感がある、落ち着いていてどことなく男性的な印象の香り。印象としてはシダーウッド・バージニアンに似ており、代替用にも用いられているようです。ただし刺激の強い精油で一般家庭での利用は避けた方が良いとも言われている存在ですから、使用濃度などには注意が必要です。使用に不安がある方はシダー系精油の中で最も安全とされるシダーウッド・アトラスを使うようにしましょう。成分や香りの印象は異なりますが、期待される作用としてはほぼ同一と言われています。

基本データ

通称
シダーウッド・テキサス(Cedarwood Texas)
別名
テキサス杉、マウンテンシダー(Mountain Cedar)
学名
Juniperus ashei
科名/種類
ヒノキ科ビャクシン属/針葉樹
主産地
アメリカ、メキシコ
抽出部位
木部
抽出方法
水蒸気蒸留法
ほぼ無色~淡黄色(精留もの)
ノート
ベースノート
香り度合い
強い
代表成分
セドロール、セドレン、ツジョン、ツヨプセン、カリオフィレン
おすすめ
芳香浴

バルサム感を含む、甘さのある乾燥した木材のような木の香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・緊張
  • 神経疲労・無気力
  • 不安・憂鬱・イライラ
  • 気持ちを落ち着かせたい
  • 自身を持ちたい

【肉体面】

  • 咳・痰・喉の不快感
  • 鼻水・鼻詰まり
  • 気管支炎の緩和に
  • 風邪の初期症状に
  • 関節痛・リウマチに

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シダーウッド・テキサスに期待される効果・効能

心への作用

シダーウッド・テキサスもシダーウッド・バージニアンと同様に鎮静作用があると考えられており、ストレスや緊張による精神疲労の軽減に効果が期待されています。人により好き嫌いは分かれますが、温かみのあるウッディー調の香りは心を落ち着けたり、ネガティブな感情を和らげるのにも役立ってくれるでしょう。無気力・自信喪失時の時に良いとも言われています。

体への作用

去痰・粘液溶解作用などが期待できることから、咳・痰・鼻水などをはじめ気管支炎や副鼻腔炎など幅広い呼吸器系トラブルの軽減に取り入れられているようです。風邪による呼吸器系の不調や、花粉症ケアにも効果が期待されています。

そのほかシダーウッド・テキサスは循環器系を刺激し、鬱血を除去する作用があるとも言われています。神経系を鎮静する働きと合わせて関節炎、リウマチ、痔などの軽減に良いとする説もあるそうです。

その他作用

肌への働きかけ

皮脂分泌調整作用や抗炎症作用があるとされ、脂性肌やにきび・ふけ・乾癬ほか皮膚炎症ケアに有効と言われています。ただし皮膚刺激を引き起こすことがありますので、皮膚に直接つける形での使用は避けたほうが確実でしょう。

シダーウッド・テキサスの利用について

相性の良い香り

樹木系や甘さがさほど強くないオリエンタル系の香りと比較的ブレンドしやすいです。

【シダーウッド・テキサスのブレンド例】

シダーウッド・テキサス精油の注意点

  • 妊娠中の利用は出来ません。授乳中も避けた方が良いでしょう。
  • 敏感肌の方は芳香浴であっても刺激となる場合がありますので、濃度に注意して使用して下さい。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。
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