だるさ解消情報集~D長屋~

不定愁訴? 自律神経? なかなか分かってもらえない辛い「だるさ」「重さ」を解消するための体質改善情報

シナモンバーク精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

甘くスパイシーな香りで心と体を温めてくれるが、使用には注意が必要

シナモンバーク

  1. シナモンバークとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. シナモンバークの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. シナモンバークの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

シナモンバークとは

スパイシーさを含む独特の甘い香りでシナモンコーヒーやお菓子などの風味付けとして、私達にも馴染みのあるスパイスであるシナモン。普段スパイスとして利用している“シナモン”はシナモンの木の樹皮をはがして乾燥させたもので、その香り高さから「スパイスの王様」とも呼ばれ世界中で利用されています。近年は甘く暖かい香りだけではなく血管の若返りに良い・冷え性に良いと報じられることもあり、健康や美容のために取り入れるという方も増えているようです。

シナモンは世界最古のスパイスの1つとされており、紀元前4000年ごろからエジプトでミイラの防腐剤として用いられていたと考えられています。不死鳥(フェニックス)はミルラとシナモンを燃やした火から蘇るという伝説もあるそうですし、古代ギリシャでは深い愛情を示す贈り物として用いられていたのだとか。インドではクローブ・カルダモンと共にカレーには欠かせない3大スパイスの1つとしてや宗教用の薫香として、漢方では桂皮(ケイヒ)や肉桂(ニッケイ)の名で生薬としてと、広い地域で様々に使われてきた存在です。

シナモンの種類について

シナモンは大きくセイロンタイプ(C. verum)とカッシアタイプ(C. sieboldii)の二つがあります。また採油こそほとんどど行われていませんが、一般的にニッキもしくは肉桂(ニッケイ)と呼ばれているものはC. sieboldiという別種になります。シナモン精油自体がややマイナーな存在ですが、その中でもシナモンバークとカッシアシナモンは流通も少なく、一般的に用いられることはほとんどありません。またこの2つはアルデヒドを高濃度で含み刺激が強いことから、使用を避けるべきとしているアロマテラピー書籍も存在します。

特にカッシアシナモンはシナモンバークよりもアルデヒド濃度が高いこと・長期間の継続利用で毒性(肝機能障害)の危険があるクマリン類を含んでいるため、取り扱いが非常に難しい精油とされています。このため精油としてはセイロンシナモンが主流であり、シナモンリーフ・シナモンバーク共に特に表記のない場合はセイロンシナモンから採油されたものというのが慣例となっています。ただし外国製品や安値のものの場合はシナモンカッシアを使っている場合も有りますので、念のため原料を確認するようにすると確実でしょう。
またシナモンリーフも当サイトでは皮膚利用を避けたほうが良い精油としてご紹介しておりますが、シナモンバークやカッシアは更に皮膚刺激が強いと考えられます。芳香浴や手作り香水に利用する場合も肌につかないように注意してください。

基本データ

通称
シナモンバーク(Cinnamon bark)
別名
セイロンシナモン、セイロンニッケイ(錫蘭肉桂)、桂皮(ケイヒ)
学名
Cinnamomum verum
(Cinnamomum zeylanicum)
科名/種類
クスノキ科ニッケイ属/常緑高木
主産地
スリランカ、インドネシア、マダガスカル、インド
抽出部位
樹皮
抽出方法
水蒸気蒸留法
黄色~琥珀色
ノート
ベース~ミドルノート
香り度合い
強い
代表成分
シンナムアルヒド、シンナミルアセテート、オイゲノール、β-カリオフィレン、リナロール
おすすめ
芳香浴

甘くスパイシーな香りで、シナモンリーフよりも甘さがある

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・神経疲労
  • 無気力・無感動
  • 気持ちの落ち込みに
  • やる気が欲しい時に
  • 前向きになりたい時に
  • 孤独感・人間関係の不安

【肉体面】

  • 血行不良・冷え性
  • 腹痛・下痢・消化不調
  • お腹の調子が悪い時に
  • 風邪予防・ケアに
  • 関節痛・神経痛・リウマチ
  • 生理痛の軽減に
  • 殺菌・防カビ・虫除け

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シナモンバークに期待される効果・効能

心への作用

シナモンバークのスパイシーかつ甘い香りは、心に活力を与えたり気分を高揚させる方向に働くと考えられています。ストレスや疲労などでネガティブになってしまっている時や、何事に対しても興味がわかない・やる気が起きない時などに適していると言えるでしょう。また気持ちを高めることに加え、温かみのある香りは孤独感や疎外感を癒やすとも言われています。人間関係のストレスがある方のサポートとしても役立ってくれそうですね。

体への作用

シナモンの香りは血行を促し体を温める働きや、消化機能をサポートする働きがあるとされています。このため冷え性や風邪のケアなどに取り入れられることが多く、また胃腸の冷えから起こる腹痛・消化不良・下痢・食欲不振などの消化器トラブルの軽減効果も期待されています。刺激が強く安易に使えない精油ですが、反面抗菌作用なども強いと考えられており、風邪予防や呼吸器系の不調軽減にも効果が期待されています。

血液循環を促すことから関節痛・神経痛・リウマチ・生理痛など、冷えによって痛みが悪化する不調の軽減にも有効とされています。ハッキリとはわかっていませんが免疫システムの刺激作用がある・抗炎症作用がある・アルツハイマー型認知症の予防に役立つなどの説もあり、そのほかにも様々な効果が期待されています。

その他作用

お部屋を綺麗に保つ

シナモンバーク精油の主成分であるシンナムアルヒドは殺菌・殺虫剤の原料としても利用されている成分です。オイゲノールも抗菌・抗カビ特性に優れているとされていますので、殺菌・防カビ・虫除けとハウスキーピングに嬉しい効果が期待できるでしょう。ただしシンナムアルデヒドはイヌやネコなどの動物を追い払う成分としても用いられているので、ペットを買われている方は注意しましょう。

シナモンの香りが好きな方であれば使わない季節の洋服をしまう時などに、香りを染み込ませたコットンなどを入れておくようにしても良いでしょう。常時焚くのはおすすめできませんが、定期的に香らせることで室内除菌やカビ予防にもなりますよ。

シナモンバークの利用について

相性の良い香り

同じスパイス系の香りと相性がよく、柑橘系の香りとも比較的ブレンドしやすいです。また少量加えると香りに甘さを加えることが出来ますから、濃度に注意すれば大抵の香りと組み合わせることが出来るでしょう。

【シナモンバークのブレンド例】

シナモンバークの注意点

  • 妊娠中や授乳中の方、小さいお子さんへの使用はできません。
  • 芳香浴の場合も皮膚につかないように注意し、高濃度・長時間の使用を避けましょう。
  • 頭痛や吐き気などの副作用を起こす可能性があります。体調に異変を感じたら即座に利用を中止して下さい。特に心臓疾患のある方・高血圧の方は注意が必要です。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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