フランジュパニ(プルメリア)・アブソリュート
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

幸せな気分を運んできてくれそうな、上品で華やかな南国の香り

フランジュパニ(プルメリア)

  1. フランジュパニとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. フランジュパニの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. フランジュパニの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

フランジュパニとは

フランジュパニは別名“プルメリア”とも呼ばれる、熱帯地域によく見られる花樹です。香料として用いられるものとは別種になりますが、プルメリアはハワイやタヒチなどの島々で花のレイを作ったり、髪飾りとして使われることも多い花。特にハワイではハイビスカスと並んで愛されている花で、ハワイ系商品パッケージのイラストやファブリック類の図案としてもお馴染みの存在です。花びらが5枚で白い楕円形・中央が黄色いものがよく知られていますが、赤・ピンク・黄色など実は様々な色と種類があり、観賞用としても広く栽培されています。

プルメリアはインドソケイ属の植物全体を指す言葉で300以上の種類が含まれますが、香料原料としてはシロバナインドソケイと呼ばれるPlumeria albaを用いるのが一般的です。プルメリアという属名・呼び名はフランスの植物学者シャルル・プリュミエにちなんで命名されたもので、フランジュパニという呼び名はプルメリアの精油が16世紀にイタリアのフランジュパニ公爵が革手袋の香り付けに作らせた香りと似ていたためと言われています。ネーロラの公妃の「ネロリの手袋」と似たお話ですね。このためか植物としてはプルメリア、香料(精油)としてはフランジュパニと呼び分ける方も多いようです。

フランジュパニはモチーフとしても愛されている可愛らしい外見と、生花の状態でもジャスミンに似た甘くフローラルな香りを持つことが特徴。見た目と香りの優美さから香料を抽出出来るようになるずっと以前から、インドやカンボジアなどでも神々への捧げ物として宗教儀式に使用されてきたそうです。溶剤抽出などの技術が確立してくると上品な花の香りから香水や石鹸・化粧品類などの香り付け用に需要が高くなります。ハワイアンコスメなどにもよく使われていますね。

天然フランジュパニ精油(アブソリュート)は希少で高価な存在ですし、数が少ないことから他精油や合成香料を組み合わせて香りを作った商品を“フランジュパニ”と呼ぶこともあるそうなので、購入時には注意するようにしたほうが良いでしょう。またアブソリュート(溶剤抽出)であること・流通量が少ないことなどからアロマテラピーなど自然療法での利用はほとんどなされません。下記では成分などから期待されている効果をご紹介しますが、気持ちが華やぐようなフローラルな香りですから空間演出や手作り香水など「自分へのご褒美に(香りを)楽しむ」感覚で用いるのがおすすめです。

基本データ

通称
フランジュパニ(Frangipani Abs.)
別名
プルメリア(Plumeria)、シロバナインドソケイ(白花印度素馨)
学名
Plumeria alba
科名/種類
キョウチクトウ科インドソケイ属/常緑小灌木
主産地
インド、コモロ諸島、インドネシア
抽出部位
抽出方法
揮発性有機溶剤抽出法(アブソリュート)
オレンジ~琥珀色
ノート
ベース~ミドル
香り度合い
中~強
代表成分
吉草酸エチル、サリチル酸エチル、ネロリドール、リナロール、ゲラニオール、安息香酸、サリチル酸
おすすめ
芳香浴

南国を連想させる華やかさを持つ、甘く深い花の香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・神経疲労
  • 落ち込み・抑圧感
  • 気持ちを明るくしたい
  • 癒やしが欲しい
  • 幸せな気分になりたい

【肉体面】

  • 血行不良・冷え性
  • 頭痛・歯痛など
  • アレルギー軽減
  • 月経トラブル
  • 更年期障害・PMS
  • 夜の演出に

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フランジュパニに期待される効果・効能

心への作用

フランジュパニの深みのあるフローラルな香りは、落ち込んだ心を癒すと言われています。成分としても高い鎮静作用を持つとされるリナロールやネロリドールなどが含まれていますので、神経の興奮を鎮めて気持ちを落ち着かせる働きが期待できるでしょう。また非常に華やかで明るい印象の香りであることから、気持ちを開放・高揚させることで多幸感をもたらすとも考えられています。ストレスが溜まっているなと感じている方や、頑張った自分へのご褒美としても役立ってくれそうですね。

体への作用

フランジュパニは血行を促す働きがあると考えられており、冷え性の軽減に効果が期待されています。ただし血圧降下作用もあるため、低血圧気味の方は使用に注意が必要です。そのほか鎮痛作用やアレルギー作用なども期待されているため、芳香浴として利用することで花粉症などのアレルギーや頭痛・歯痛の軽減に良いとする説もあります。

また女性ホルモン用作用があるとされるネロリドールなどを含むことから、女性ホルモンのバランスを整える働きも期待されています。精神的な面でも気持ちを落ち着けてリラックスさせる・落ち込んでしまった心の回復をサポートする働きが期待できますから、相乗して更年期障害や生理前(PMS)などの精神的トラブルの緩和に取り入れてみても良いでしょう。催淫作用があるとも言われていますので夜のムード作にも役立ってくれるかもしれません。

その他作用

肌への働きかけ

スキンケア効果を期待して塗布利用されることはほとんどありません。乾燥による肌トラブル軽減に役立つという説もありますが、肌への使用はごく少量を香料として加える程度にした方が無難でしょう。

フランジュパニの利用について

相性の良い香り

フローラル系の香りと特に相性が良いとされています。そのほかフローラル寄りのハーブ系、オリエンタル系の香りとも比較的ブレンドしやすいでしょう。

【フランジュパニのブレンド例】

フランジュパニの注意点

  • 妊娠中や授乳中の方は使用できません。
  • 低血圧の方は使用量(濃度)や使用時間に注意が必要です。
  • 冷所で保存すると固形化する可能性があります。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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