タイムマストキナ/スパニッシュマジョラム精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

風邪予防や花粉症軽減が期待できる、タイム系の中では軽く柔らかい香り

Thymus mastichina 2

  1. タイムマストキナとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. タイムマストキナの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. タイムマストキナの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

タイムマストキナとは

タイムマストキナはスペインが原産の、小さな白い花を球状に咲かせる30cm~60cm程度の常緑性の低木です。別名でスパニッシュマジョラムやワイルドマジョラムなどとも呼ばれおり、様々なハーブ・精油と混同されやすい存在。タイムマージョラムも大分類では“シソ科ハーブ”ですが、マージョラムがハナハッカ属であるのに対しタイムはイブキジャコウソウ属の植物。タイム・マストキナは学名をそのまま呼んだ呼称ですので、Thymus=イブキジャコウソウ属の植物ということになります。

スパニッシュマジョラムという呼称はスペイン原産でマジョラムに近い香りが特徴的なためのようです。定義でのタイム(コモンタイム/タチジャコウソウ)は良く言えば重厚・悪く言うと薬臭い香りですが、タイムマストキナの香りは比較的甘めで軽さがあります。香りが異なりますから精油の成分としてもタイムとは大きく異なります。しかしスイートマジョラムと成分が近いかというと、マジョラムとも異なりますしタイム系精油で皮膚刺激の恐れもあるため注意が必要です。

日本ではタイムマストキナもしくはスパニッシュマジョラムと明記した上で販売されていることが多いですが、外国産精油では「Marjoram」とだけ大きく表記され、別所にSpanishや(Thymus mastichina)などと記載されているものも多くあります。ちなみに“ワイルドマジョラム”は一般的にオレガノを指す場合に用いられています。芳香を楽しむだけではなく香りの効果を期待する・化粧品などの原料として用いる場合であれば購入時にしっかりと確認するようにしましょう。

タイムマキストナは原産地スペインではハーブの一つとして用いられ、ハーブティーとして利用したり肉料理や煮込み料理などに様々な郷土料理にも使われているそう。葉そのものに強い香りがあり、乾燥しても香りが残ることからポプリなどにも用いられています。精油も消臭剤や口腔洗浄剤などの原料として用いられています。日本ではあまり一般的ではありませんが、香りに甘みがあり比較的穏やかなこと・1.8シネオールが含まれていることから空気リフレッシュ剤として用いられることが多いようです。

基本データ

通称
タイムマストキナ(Thyme Mastichina)
別名
マスティックタイム、スパニッシュマジョラム(Spanish Marjoram)
学名
Thymus mastichina
科名/種類
シソ科イブキジャコウソウ属/常緑低木
主産地
スペイン、ポルトガル、エジプト
抽出部位
花と葉
抽出方法
水蒸気蒸留抽出法
ほぼ無色~淡い黄色
ノート
ミドルノート
香り度合い
代表成分
1.8シネオール、リナロール、テルピノレン、α-テルピネオール、α-ピネン、リモネン
おすすめ
芳香浴

甘さのあるハーバルな香り、軽くツンするスパイシーさを含む

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・緊張
  • 興奮・イライラ
  • リフレッシュしたい
  • リラックスしたい
  • 寝起きが悪い・憂鬱な朝

【肉体面】

  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 喉の不快感・痰
  • 咳・気管支炎
  • 花粉症の軽減に
  • お部屋の空気浄化

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タイムマストキナに期待される効果・効能

心への作用

タイムマストキナの軽い香りは気持ちを軽くしてリフレッシュを助けてくれる働きがあると考えられています。またリナロールなど鎮静作用を持つ成分も含んでいることから、興奮や緊張を落ちるけることで心をリラックスさせる働きも期待されています。リラックス・リフレッシュ両方の働きが期待できる精油として、朝の目覚めサポートから就寝サポートまで幅広く用いることが出来るでしょう。

体への作用

タイムマストキナの精油成分のうち半分以上の比率を占める1.8シネオールは、ユーカリ系精油の代表成分でもあり抗菌・抗ウィルス作用や去痰作用・抗炎症作用などがあると考えられています。こうした働きから呼吸器系トラブルの軽減に有効とされており、風邪やインフルエンザの予防や気管支炎の軽減などにも取り入れられています。去痰・抗炎症作用から喉の不快感がある場合などにも役立ってくれそうですね。また近年は呼吸器粘膜の炎症を抑える働き・免疫調整作用(免疫細胞の働きを整える)が期待できることから、花粉症の軽減としても注目されています。

そのほかタイムマストキナには鬱血除去作用や鎮痙作用があるとする説もあり、筋肉痛や月経痛の緩和にも用いられているようです。ただし皮膚刺激性があるためマッサージオイルに希釈して用いるなど、直接肌に付けるような利用方法は避けたほうが無難です。

その他作用

お部屋の空気浄化に

抗菌・抗ウィルス作用や免疫力調整作用が期待できることから、タイムマキストナの精油をルームフレグランス代わりに香らせることでお部屋の空気を綺麗にする・風邪やインフルエンザを予防することに繋がると考えられています。香り自体も軽めで少し甘みがあるため、TOPを選ばずに活用できるというのもメリットですね。お部屋の空気を整備するという点では、レモングラスなど虫除け効果が期待できる精油と組み合わせて使うと一石二鳥でしょう。

タイムマストキナの利用について

相性の良い香り

ハーブ系・柑橘系の香りと相性が良いとされていますが、比較的香りの系統を選ばずにブレンドすることが出来るでしょう。スッキリとした印象の香り同士でブレンドすると失敗しにくいです。

【タイムマストキナのブレンド例】

タイムマストキナの注意点

  • 妊娠中(特に妊娠初期)の利用は控えましょう。
  • 敏感肌の方は使用に注意が必要です。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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