だるさ解消情報集~D長屋~

不定愁訴? 自律神経? なかなか分かってもらえない辛い「だるさ」「重さ」を解消するための体質改善情報

リンデン/アブソリュート
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

安らぎや幸福感をくれる、贅沢で芳醇な香り

リンデン(ライムツリー/セイヨウシナノキシ)

  1. リンデンとは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. リンデンの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. リンデンの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

リンデンとは

西洋菩提樹や西洋シナノキとも呼ばれるリンデンはシナノキ科の落葉樹で、フユボダイジュ(Tilia cordata) とナツボダイジュ(Tilia platyphyllos)の自然交配種です。ちなみに釈迦が悟りを開いた木といわれる仏教三大聖樹の“菩提樹”はインドボダイジュ(Ficus religiosa)というクワ科の樹木で全く別の植物です。

仏教の聖樹ではありませんが、リンデンもヨーロッパでリンデンは千の用途を持つ木」と呼ばれ古代から神聖な木とされてきました。ゲルマン人は民族を象徴する植物としていましたし、ゲルマンの戦士は木材を盾に利用したとも言われています。中世には“自由の象徴”としても愛され、現在もヨーロッパでは街路樹や庭木として見ることができます。

リンデンは香料としての利用よりもハーブティー原料として知られた存在です。フランスを筆頭にヨーロッパでは古くから利用されており、17世紀のハーバリストとして有名なニコラス・カルペッパーも「リンデンの花は頭と神経の鎮静、めまい、卒中、動悸」などに役立つと考えていたのだとか。現在も神経疲労や不眠、消化不良などの緩和に取り入れられています。またハーブとして以外にもリンデンフラワー(ライムフラワー)は蜜源として、樹皮は繊維として木材は楽器や木彫材などに利用されます。

リンデンはアブソリュートのためアロマテラピーで利用されることは少なく、主な用途としては香料として香水や化粧品に配合されています。芳醇かつ繊細なフローラルの香りからジャスミンやローズと並ぶ芳香と言われることもあります。リンデンの場合はどこかグリーンさやフルーティーさを含んだような甘すぎない香りなので、男性用香水にも嫌味なく馴染みます。ただし高価な部類に入るため偽和・合成品が多いためエッセンシャルオイル(精油分)を購入時には信頼できるところから購入するなど注意が必要です。

基本データ

通称
リンデン(Linden Abs.)
別名
西洋科の木(セイヨウシナノキシ)、西洋菩提樹(セイヨウボダイジュ)、リンデンバウム、ライムツリー、ライムブロッサム、ティユル
学名
Tilia cordata
Tilla europase
科名/種類
シナノキ科シナノキ属/落葉高木
主産地
ヨーロッパ(主にフランス)
抽出部位
抽出方法
揮発性有機溶剤抽出法(アブソリュート)
淡黄色~オレンジ(コンクリートは深緑)
粘性
やや高い
ノート
ベースノート
香り度合い
代表成分
ファルネソール、ゲラニオール
おすすめ
芳香浴・アロマバス

グリーンさと甘さを併せ持つ、繊細で芳醇な花の香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • 緊張・不安・ストレス
  • 経疲労時・神経過敏
  • 不眠・寝つきが悪い
  • リラックスしたい
  • 心を落ち着けたい

【肉体面】

  • ストレス性の不調に
  • 消化不良・腹部膨満感
  • 呼吸器系の不調
  • 風邪などによる発熱時
  • 頭痛・偏頭痛

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リンデンに期待される効果・効能

心への作用

リラックス(鎮静)や不眠解消に用いられるリンデンフラワーティーと同様に、精油もリラックス効果に優れていると言われています。緊張・不安・ストレスによる神経疲労時や、神経過敏になっている時に適していますし、幸福感を感じられる香りとも言われています。

ストレスや心配事を抱えて寝付けないときや、眠りが浅く目が覚めてしまうような時の安眠サポートも期待出来ます。ベットサイドの香りはもちろん、アロマバスやリビングでリラックスタイムを演出する香りとして、ゆったり出来る時に香りを楽しんでみてください。

体への作用

消化不良腹部膨満感など消化器系の不調や、呼吸器系の不調に良いと言われています。発汗・利尿作用があるとする説もあり、風邪やインフルエンザによる発熱時や悪寒がする時に用いられることもあります。
また鎮静作用からリンデンの香りは頭痛・偏頭痛の痛みを緩和させる働き、ストレス性の不調の改善にも役立つと考えられています。

その他作用

【肌・頭皮への効果】

※リンデン自体は植物美容分野で様々な働きが注目されているハーブですが、精油の利用についてはデータが少なく、皮膚刺激性も指摘されていますから、自分で肌に使用するのは避けたほうが良いでしょう。

ハーブとしてはにエモリエント(肌を柔軟化する)作用や穏やかな収斂作用が報告されており、肌に潤いを与え、肌のキメを整える働きがあると考えられます。美白・くすみの改善・消炎などにも効果が期待されているそうです。頭皮の状態を整え、毛髪の成長を促すとして育毛剤などにも配合されています。

リンデンの利用について

相性の良い香り

フローラル系やオリエンタル系の香りとブレンドしやすいです。

【リンデンのブレンド例】

リンデンの注意点

  • 妊娠中・授乳中の方は使用を控えましょう。
  • 皮膚刺激があるため使用量・希釈濃度には注意が必要です。肌へ使用する場合はパッチテストを行うようにしてください。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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