柚子/ユズ精油
アロマ・エッセンシャルオイルと期待される効果効能紹介

心と体を温め和ませる、馴染みある柑橘系

本柚子(Yuzu)

  1. 柚子(ゆず)とは
    1. 基本データ
    2. こんなお悩みに
  2. 柚子の効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
  3. 柚子の利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

柚子(ゆず)とは

日本発の和精油の一つで、様々な効能から近年海外からも注目されているユズの精油。柚子は中国原産ですが日本でも奈良時代頃から栽培が行われていたと伝えられています。柑橘類の中で最も耐寒性があることもあり、日本全国で古くから親しまれてきた歴史ある柑橘類と言えます。日本料理では香味・酸味を加える調味料として欠かせない存在でもあり、果皮も七味唐辛子や柚子胡椒などスパイス・薬味として利用されていることから和食の必需品の1つとも言えます。海外でも呼び名として和名の「Yuzu」が一般的に用いられているのだとか。

柚子といえば冬至の「柚子湯」を連想する方も多いのではないでしょうか。柚子は古来より邪気を払う果物と考えられており、元々は病を引き起こす「邪気」を追い払い冬を健康に過ごせるようにするためだったそう。そんな影響もあってか柚子の花言葉は「健康美」です。近年でも柚子の香りの良さに加え、体を温める働きもあることから「柚子の香り」の入浴剤などが多く販売されていますね。

食べ物から入浴まで、様々な形で親しみのある柚子。特に私たち日本人にとって柚子の香りはオレンジ・スイートと並ぶほどに好き嫌いがないと言われており、TPOを選ばすに香らせられる精油でもあります。香りの働きだけではなく、文化的にもどこかホッとして緊張が緩むような暖かさを感じる香りです。精油を入浴時に利用しても“柚子湯”効果が期待できますが、アロマバスやマッサージオイルとして肌につけるような利用をする場合は水蒸気蒸留法の精油を用いたほうが安全性は高いと言われています。ちなみに香り楽しむ場合は果皮から採油された精油が、柚子の種子から採れる「ユズシードオイル(柚子種子油)」は化粧品油・キャリアオイルとして利用されています。

基本データ

通称
柚子(Yuzu)
別名
本柚子(ホンユズ)、酸密柑(スミカン)
学名
Citrus junos
科名/種類
ミカン科ミカン属/常緑小高木
主産地
日本
抽出部位
果皮
抽出方法
圧搾法・水蒸気蒸留法
圧搾法:濃い黄色~オレンジ色
水蒸気蒸留法:無色~淡黄色
ノート
トップノート
香り度合い
中~強め
代表成分
リモネン、γ-テルピネン、β-フェランドレン、ミルセン、α-ピネン、リナロール
おすすめ
芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ヘアケア

柑橘系の爽やかさと微かな苦味を持つ、ユズの香り

こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • イライラ・怒り
  • 不安・優柔不断
  • 気持ちの落ち込み
  • ストレス・神経疲労
  • 気分を明るくしたい
  • 一息入れたい時に
  • リラックスタイムに

【肉体面】

  • 血行不良・冷え性
  • むくみ・便秘
  • 自律神経失調気味の時
  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 悪寒・熱っぽい時に
  • 体調がスッキリしない
  • 肌・頭皮の乾燥に

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柚子(ゆず)に期待される効果・効能

心への作用

ユズ精油にはリモネンが6~7割以上と多く含まれています。リモネンの鎮静作用からリラックス効果が期待できますし、同様に鎮静作用を持つシトラールや森林浴・強壮効果があるとされるα-ピネンなども含まれています。相乗して精神面へのサポートが期待できるでしょう。

イライラや怒りなどの感情を落ち着けるのはもちろんのこと、心を穏やかに癒すことでストレスや不安・気分の落ち込みを和らげ、前向きさや元気を取り戻すサポートにも役立つと考えられています。また不安や自信のなさから決断が出来ない・鈍っている時にも良いと言われています。

シャープで爽やかなことからリフレッシュ用としても活用されますが、ユズ精油は刺激を与えてシャッキリと覚醒させるわけではなく、気持ちを明るくしたり和ませる香りです。ベルガモットなどに近くリラックス効果の方が高いため、リラックスタイムや就寝時などゆったりしたい時に特にオススメです。

体への作用

リモネンやα-ピネンなど血行促進作用が期待できる成分の含有量が高いことがユズ精油の特徴と言えます。血行促進作用によって体を温める働きに加え発汗・利尿作用もありますので、むくみやすい方、冷え性の方に適しています。

リモネンには胃腸の蠕動運動促進作用がありますので食欲不振や便秘の解消にも効果が期待出来ます。ユズ精油は女性の悩みに多い「冷え・むくみ・便秘」の予防や緩和に役立つと言えます、また直接的な女性ホルモンへの働きかけはありませんがリラックス効果や体を温める働きがあるほか、自律神経を整える働きがあるとされていますので生理前・生理中のイライラや体調不良の緩和にも役立ってくれるでしょう。

そのほかにユズ精油は抗菌・抗ウイルス作用や免疫力を高める働きもあり、風邪やインフルエンザの予防にも用いられます。体を温める働きや発汗作用がありますので初期症状(発熱)時のケアなどにも効果が期待出来ます。

その他作用

肌への働きかけ

スキンケアなどに用いられることは少ないですが、殺菌作用と保湿作用が期待出来ます。頭皮のフケ予防やボディクリーム・オイルに香り付も兼ねてユズ精油をブレンドするのがオススメです。

圧搾法で採油されたユズ精油は光毒性があるとする説もありますし、皮膚刺激も強いのでアロマバスにしろマッサージ用にしろ肌への使用を考えている場合は水蒸気蒸留法で採油された精油を選ぶようにすると良いでしょう(水蒸気蒸留法のものは光毒性がなく、比較的皮膚刺激も少ないとされています)。

柚子(ゆず)の利用について

相性の良い香り

香りの系統を問わずブレンドしやすい香りです。特に柑橘系全般とは失敗がなく、フローラル系やオリエンタル系もほとんどの香りとマッチします。

【柚子のブレンド例】

柚子(ゆず)の注意点

  • 高濃度での使用は皮膚刺激を起こす可能性があります。
  • 開封後は直射日光を避け、半年以内に使い切るようにしましょう。
  • 諸説ありますが圧搾法で採油された精油を肌に使用したあとは紫外線を避けるようにしたほうが無難です。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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