だるさ解消情報集~D長屋~

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ヒソップのアロマ(精油):効果効能紹介

精神安定や呼吸器系の不調に役立つ「浄化」アロマ

ヒソップ(Hyssop)

  1. ヒソップとは
    1. 基本データ
  2. ヒソップの効果と効能
    1. 心への作用
    2. 体への作用
    3. その他作用
    4. こんなお悩みに
  3. ヒソップの利用
    1. 相性の良い香り
    2. 使用上の注意

ヒソップとは

ヒソップはシソ科ヤナギハッカ属に属す多年草。呼び名ともなっている属名Hyssopusはヘブライ語のエゾプ(ezob)およびギリシャ語のヒソポス(hyssopos)が由来とされ「聖なるハーブ」を意味すると言われています。

聖書には「なんじヒソプをもて我を清め給え。されば我清まらん(詩篇51:7)」と犯した罪に気づいたダビデ王が祈る記述があります。また新約聖書にもキリストが息を引き取る寸前に「ぶどう酒をいっぱい含ませた海綿をヒソプに付け、イエスの口もとに差し出した(ヨハネによる福音書19:29)」ことが書かれており、ユダヤ教やキリスト教では重要な意味を持つハーブとして大切にされています(※このヒソプがHyssopus officinalisかは諸説あります)。

「聖なるハーブ」としての象徴性に加え、消毒・消臭などの働きもあることからヒソップは教会でストローイング・ハーブ=床に敷きそれを踏むことで香りを揮発させるとして、浄化にも利用されました。一般家庭でも空気清浄や疫病予防・防虫用として取り入れられ、厄除けや魔除けにも役立つハーブとしても利用されていたようです。ちなみに現在でもヒソップは「浄化のハーブ」としてネガティブなエネルギーを浄化する働きがあるとも言われています。

ヒソップはリキュールの香り付けに利用されますが、これは紀元前1世紀イタリアでプリニウスがヒソップから作られた「ヒソポテス」なるワインを記したことに始まります。10世紀頃ベネディクト会の修道士たちがヒソップを中央ヨーロッパに持ち込み、この記述に倣って「ベネディクティン」の原型となるリキュールを作ります。また「シャルトリューズ」など薬草系リキュールにも利用されています。

基本データ

通称
ヒソップ(Hyssop)
別名
柳薄荷(ヤナギハッカ)
学名
Hyssopus officinalis
原料植物
ヒソップ
柳に似た葉の形と薄荷のような清涼感ある香りから「柳薄荷」という和名が付けられました。ハーブティーやスパイスとしても利用されています。
科名/種類
シソ科/多年草
主産地
フランス、ドイツ、イタリア、ブルガリア
抽出部位
全草
抽出方法
水蒸気蒸留法
無色~淡オレンジ色
粘性
ノート
ミドルノート
香り度合い
中~やや強い
おすすめ
芳香浴・入浴・マッサージ・スキンケア

甘さとハッカに似た清涼感を持つ、温かいハーブ調の香り

ヒソップの主な効果・効能

心への作用

鎮静作用があり、ストレスや不安、緊張、神経性疲労などの緩和に役立ち、心を癒して前向きになる手助けをしてくれる精油とされています。イライラや興奮・ヒステリーを落ち着けて冷静さを取り戻すことにも役立ちます。ヒソップの香り自体も薄荷菓子のようなどこか懐かしい香りなので、ホッとする・落ち着くと感じる方も多いようです。

精神安定に役立つ精油ですし、周囲の環境に飲まれて感情的になったり自分を見失ってしまいやすい方に適しています。ヒソップの歴史と重ねて「魂を浄化し、守護する」香りと称される方もいますが、あながち迷信とは言えないでしょう。

体への作用

ヒソップは去痰・作粘液溶解用と殺菌作用が強く、咳・気管支炎・咽頭炎などや鼻水・鼻詰りまで、呼吸器系全般の不調改善に有効とされています。薬理学と薬草学の父である古代ギリシアの医師ディオスコリデスも呼吸器系の不調(喘息など)にヒソップを利用していたと言われています。

風邪やインフルエンザの予防にも役立ちますが、ヒソップは効果が強い反面ケトン類など毒性を含む成分を含んでいます。妊娠中の方やお子様がいるご家庭などには適さず、デュフーザーなどで常時拡散させる精油としても向いいるとは言えないので注意が必要です。

そのほか、消化促進作用や血行促進・利尿作用があり消化不良・便秘・むくみなどの改善にも役立つと言われています。冷え性の改善にも効果が期待できます。マッサージオイルに混ぜると脂肪溶解に役立つとする説や、冷えの緩和に加え尿酸の除去を促進しリウマチを緩和するという説もあります。

その他作用

【肌への効果】

切り傷や擦り傷、荒れた皮膚の鎮静や皮膚炎症を抑える働きがあると言われています。ただしヒソップの精油自体があまり利用されていないことに加え、皮膚への利用のデータも多いとは言えない状況ですので、ティートリーやカモミール・ジャーマンなどの方が信頼性は高いでしょう。

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こんなお悩みにオススメ

【精神面】

  • ストレス・神経疲労
  • 不安・緊張・興奮
  • イライラ・ヒステリー
  • 気持ちを落ち着けたい
  • 冷静さを保ちたい時
  • 前向きになりたい時

【肉体面】

  • 喉の不調・咳
  • 気管支炎・咽頭炎
  • 鼻水・鼻詰り
  • 風邪・インフルエンザ予防
  • 消化不良・便秘
  • 冷え性・むくみ
  • 肌の炎症を抑えたい

ヒソップの利用について

相性の良い香り

樹木系や柑橘系の香りとの相性が良いとされています。グリーン調の香りを持つハーブ・フローラル系ともブレンドしやすい香りです。

【ヒソップのブレンド例】

ヒソップの注意点

  • 妊娠中、授乳中、てんかんの方は使用を避けましょう(中枢神経毒性のあるケトン類を含むため)。
  • 高血圧の方、お子様への利用も避けたほうが無難です。
  • 低濃度で利用し、頻度も適度に留めるようにしてください。

  • アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承ください。
  • 当サイトに掲載している情報は各種検定とは一切関わりがありません。

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